近代日本官僚制と文部省―「非主要官庁」の人事と専門性

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近代日本官僚制と文部省―「非主要官庁」の人事と専門性

  • 松谷 昇蔵【著】
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  • サイズ B5判/ページ数 280p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589043719
  • NDC分類 317.27
  • Cコード C3021

出版社内容情報

文部省はなぜ「最弱官庁」と呼ばれるようになったのか。非主要官庁である文部省の内部構造や文部官僚の実態を考察することで、文部行政の特徴を明らかにする。主要官庁である内務省や大蔵省の検討とは異なる観点から、近代日本官僚制に対する視界を開く。

内容説明

近代的な教育官僚はいかに生まれ、変容したのか。内務省や大蔵省といった主要官庁をもとに論じられてきた近代日本官僚制にあって、「最弱官庁」とまで呼ばれてきた明治以来の文部省には、いかなる特色があったのか。本書は、文部省の内部構造や文部官僚の実態を考察することで、文部行政の実態を解明し、さらには「非主要官庁」という新たな視点から、近代日本官僚制の特徴や問題を探る。

目次

近代日本官僚制のなかの文部省
第1部 文部省と官僚任用制度の展開(内閣制度導入前後における文部省;官僚任用制度成立期における文部省;官僚任用制度確立期における文部省)
第2部 文部官僚の変容と職種・職務・評価(内閣制度導入前後の文部省編輯局;官僚任用制度の展開と文部省視学官;明治中後期における文部官僚の欧米派遣;教育雑誌による文部官僚の評価―『教育時論』と『教育報知』を中心に)
文部省からみた近代日本の官僚制と官僚

著者等紹介

松谷昇蔵[マツタニショウゾウ]
1988年神奈川県横浜市生まれ。現在、日本学術振興会特別研究員PD、東京大学先端科学技術研究センター特別研究員。著作「西村茂樹と文部省・編輯局」日本弘道会『弘道』第1128号〔2020年9‐10月〕・第1129号〔同年11‐12月〕西村茂樹研究論文入選論文(最優秀)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中将(予備役)

1
あまり顧みられてこなかった戦前文部省人事の研究。教育者の省だったものが、官僚制が整備され、他省からの転籍後の定着や在外派遣で知識を得、事務方も政治力を期待されるようになる変化が追われていた。2025/03/13

Go Extreme

1
文部省の特異性: 人事流入少なく独自性際立つ 文部省への異動を経た官僚の経歴整理→実態把握 社会教育: 大正期の特殊性 湯川文彦ー個人史料や地方公文書を活用→教育政策の全体像再考。 内閣度導入前後: 官僚人事は年功序列→創設初期の人材多い 導入後業務の効率化→文書管理が総務局に 官僚任用制度: 勅任文官制度→任用制度変化 文官任用令改正→政党の影響抑制 教育実務に精通した専門家配置期待 実務経験を持つ官僚重視 官僚の海外派遣: 福原鏡二郎の留学経験=文部官僚のキャリアモデル 文部官僚の評価と批判2025/01/31

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