• ポイントキャンペーン

サッカー小僧新書
クライフ哲学ノススメ―試合の流れを読む14の鉄則

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784861916762
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

内容説明

クライフが指摘する現代サッカーの間違った常識とは?サッカーの見方を過激にひっくり返す最も新しい“真の戦術論”。現在も欧州メディアで炸裂するクライフのサッカー観を初言語化。

目次

第1章 クライフはシステムをどう考えているか?
第2章 クライフ哲学を知ると戦術の常識が覆る
第3章 クライフ流必勝戦略論
第4章 クライフのポジション論
第5章 天才の思考法を学ぶ
第6章 試合の流れを読む14の鉄則

著者等紹介

木崎伸也[キザキシンヤ]
1975年1月3日生まれ。東京都出身。金子達仁の動楽作家(スポーツライター)塾を経てフリーに。2002年W杯後にオランダへ移住し、2003年からドイツ在住。2009年2月1日に帰国。以来、日本をベースに取材活動を続ける

若水大樹[ワカミズダイキ]
1982年3月30日生まれ。兵庫県出身。1988年にオランダに移住。6歳からロッテルダムで生活し、オランダ語、ドイツ語、英語を自在に操る。2001年小野伸二のフェイエノールト移籍をきっかけにスポーツ新聞の海外通信員となり、平山相太、本田圭佑らの情報をオランダから発信。その後、フリーライターに転身し、2009年12月に帰国。以来、日本をベースに取材活動を続ける。また、海外記事の翻訳も多数手掛け、雑誌ナンバーを中心に寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

38
まさかの訃報を受けて再読。少し前に書いたサガンのインタビュー本のレビューで、彼女の頭の回転の速さをクライフになぞらえたばかりだ。常識に縛られない広い視野とトリッキーな発想、時には狡猾な罠も辞さない攻撃的サッカーでファンを魅了し、尚且つ結果も出してしまうアーティスト系アスリート。グアルディオラ監督時代のバルセロナのサッカーが一番好きだが、あの原点は間違いなくクライフの理論。妻に浮気がばれてW杯優勝を逃したとかCL決勝前日に優勝宣言して0-4で惨敗など、破天荒な伝説も憎めない。フライングダッチマンよ永遠なれ!2016/03/25

YOS1968

5
私の世代のサッカー好きにとって14番が特別な番号だった。その後もバルセロナで活躍、監督としてもドリームチームを作った。ハマった時の強さは半端なく、負けるときはもろかった。クライフの発言は物議をかもし、難解で、刺激的でもあった。その時代を懐かしがりながら読んだのだが、ようやく時代が追い付いてきたのか、それとも現代風の言葉に置き換えられたからそう感じているのか分かりませんが、ごく当たり前のことを言っていたに過ぎないことが分かった。ボール狩り、大胆なポジション・チェンジを目の当たりにした時の驚愕は忘れません。2012/05/18

zico

2
サッカー初心者の為のサッカー観戦ガイドブック的な紹介をある本でされていたので、思わず図書館で手にとった。クライフは70年代の天才で、天才=才能にあふれた、例えばマラドーナみたいな選手と勝手に考えていたが違った。相手をだまし、如何に効率的にゴールをあげるか?をこんなに考えている選手だったとは驚き。また、確かにサッカーを見る眼が変わる良本だ。特にボールがないところでの選手の動きや、布陣に対する考え、また選手交代の意味合いなど。常にサッカー観戦時に手元においておきたい。2011/08/10

せな

2
現代のサッカー戦術は、サッキとクライフが源流である。ゾーンプレスに代表される守備を確立したサッキ。相手を欺いて数的優位を作る攻撃の原則を見いだしたクライフ。わかりやすいサッキの言葉に比べ、クライフの言葉は難解。CFを一人も置かないゼロトップ。360度どの方向からのパスでも正確に受け展開できるレジスタ。試合の流れを読み、相手を騙し、ウィークポイントを攻める駆け引き。本書を読めば、クライフが選手として、あるいは監督として、何を求め、何を実現しようとしていたか、が理解できる。2010/12/16

ぱぴ

1
難しい理論は一切無く、ポイントを押さえながら「サッカーとは、こうあるべきである!」と大胆に言葉で分かりやすく表現されていて痛快でした。目先の勝利にばかり囚われないで、美しいサッカーを目指すことを忘れるなというクライフさんの哲学は、観戦者としても覚えておきたいところ。自らの理想を追い求めながら、現実的な戦略を泥臭く実行していく姿が1番美しい。2020/09/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/903950
  • ご注意事項

最近チェックした商品