目次
実践の知をどう創るか―解題と論点の整理
第1部 地域に学ぶ科学技術(現場からの学問の捉え直し―なぜ、いま水俣学か;やわらかい技術の必要性 ほか)
第2部 開発と環境のせめぎあい(生活の質をめぐって―「自然の本源的優越性」のための実践的覚書;それはもちますか?―われわれはいかなる開発をめざすのか ほか)
第3部 市場主義を超える開発と援助(「二一世紀の開発」論に向けて;地域と余所者の支援 ほか)
第4部 琉球弧・島嶼生態系の視点(ユーザーを意識した知識生産―開発と環境の両立をめざす科学とは?;生物多様性の保全における種認識の功罪―琉球列島の両性爬虫類を対象とした研究とその保全策が示唆するもの ほか)
著者等紹介
新崎盛暉[アラザキモリテル]
1936年生。沖縄近現代史。沖縄大学教授
家中茂[ヤナカシゲル]
1954年生。環境社会学・村落社会学。沖縄大学地域研究所専任所員を経て、2005年より鳥取大学地域学部助教授
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