内容説明
本書には、大森和夫・弘子ご夫妻の28年間にわたる“手作り”の交流の軌跡をはじめ、中国の学生や教師から届いた“生の声”が、豊富なカラー写真とともに収められる。「中国の若者が、一人でも多く“日本ファン”になってもらいたい!」「『理解不足』による“日本嫌い”の中国の若者を一人でも減らしたい!」本書は、そうした思いで「日本語」にこだわって、中国の大学の学生・教師と交流を続けてきた大森夫妻の28年間の真実の記録。「知ってもらうことが理解と友好につながる」という夫妻の活動の原点と、それに応える中国の学生・教師とのかけがえのない“心の交流”の歩みが、今ここに明らかになる。
目次
1部 28年間を“支えたもの”
2部 「日本語交流活動」の数々(『日本語教材』の発行と寄贈=“一”~“七”;『日本語作文コンクール』を16回開催;「中日友好」に関する『アンケート調査』;『出版物』;そのほかの「日本語交流」;一節「主な日本語交流活動」二節“あれこれ”)
3部 中国の大学(日本語科)から届いた「学生と教師の『声』」「163人+1大学日本語科全体」(“日本語教材”の感想・52人+1大学日本語科全体;『日本語作文コンクール』の入賞作文(抜粋)・35人
『アンケート』の回答・60人
「手紙」と「Eメール」・16人)
著者等紹介
大森和夫[オオモリカズオ]
1940年東京都生まれ。東京都・九段高校卒。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒。朝日新聞記者(大分支局、山口支局、福岡総局、政治部、編集委員)を経て、1989年1月、国際交流研究所を開設。文部科学大臣表彰・国際交流功労者(2003年)。第十二回・東亜同文書院記念賞(2005年)。中国日語教学研究会・栄誉證書。中国日語教学研究会・中国日語教育貢献奨(2006年)。平成18年度社会貢献者・社会貢献支援財団(2006年)。第三回「かめのり賞」・かめのり財団(2010年)
大森弘子[オオモリヒロコ]
1940年京都府生まれ。京都府・西舞鶴高校卒。京都女子大学短期大学部家政学科卒。京都府・漁家生活改良普及員(地方公務員・3年間)。「日本語教材『日本』」各版の編集長。文部科学大臣表彰・国際交流功労者(2003年)。第十二回・東亜同文書院記念賞(2005年)。中国日語教学研究会・栄誉證書。中国日語教学研究会・中国日語教育貢献奨(2006年)。平成18年度社会貢献者・社会貢献支援財団(2006年)。第三回「かめのり賞」・かめのり財団(2010年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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