目次
1章 酒概論
2章 伝説の古代酒
3章 さけ
4章 ワイン
5章 ビール
6章 スピリッツ
7章 リキュール
8章 カクテル
9章 中国と朝鮮半島の酒
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
2
伝説とあるが、むしろ歴史と逸話中心。蜜酒や葡萄酒といった糖分が多く自然と発酵して酒になるものから酒の歴史は始まった、というところから知らなかった私としては、ジンやウオッカといった酒はどういうものなのか、という話が興味深かった。酒は「食い物」・エネルギー源で現物給与にもつい近頃までそうだったという社会的な位置づけも面白い。そのなかで、やけに殺伐としたディオニュソス信者たちは、酒じゃなくてなにか他のものをキメていたのではないか?2023/04/03
Rootport Blindwatchmaker
2
新紀元社のTruth In Fantasyシリーズを読むのは今回が初めて。イエローサブマリンのようなゲームショップに陳列されているのをいつも見掛けていた。TRPGのシナリオやマンガのお話を作る人たちの〝アイディアの種〟となるような雑学がぎっしり。Amazonでは「Wikipediaをまとめたような」と批判されていたが、一冊の本としてまとまっていることに価値がある。反面、校正がかなり甘く、一目で間違いと分かる記述が何点も残っている。本書を入り口に、参考文献リストに並んでいる書籍を確認するといいだろう。2022/04/25
のりゆー
1
ライトな語り口で詠みやすい。意外と世界の酒の歴史や種類、製造法がざっと概略されており、入門書として良いのでは。神話に良く出る蜂蜜酒が呑みたくなる一冊。2013/01/22
アテルイ
1
酒の歴史よりもその神話や伝承、逸話に重点をおいて書かれてますね。2012/05/26
Kanako Kawamura
0
これを頭に叩き込んだら、かなりのうんちくの持ち主になれそう(*´∀`)2014/10/28