戦争という選択―“主戦論者たち”から見た太平洋戦争開戦経緯

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戦争という選択―“主戦論者たち”から見た太平洋戦争開戦経緯

  • 関口 高史【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828645
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「戦うも亡国、戦わざるも亡国。 戦わざる亡国は真の亡国なり」
(永野修身海軍大将)

誰しもが思う、なぜ無謀な日米開戦となったのか? 
最新の安全保障学と現代戦略理論からみえる実相と教訓。

開戦にいたる経緯のなかで、〈主戦論者たち〉は、和平案など他の主張を抑え、明らかに「勝利」した。つまり、彼らは、多くの人々から支持を得るのに成功したのである。
では、なぜ支持され、無謀な戦争を選択したのか?
本書は、省みられることが少ない当時の〈主戦論者たち〉の主張とその思考にあえて焦点を当て、当事者たちの自己弁護ではなく、彼らの膨大な発言などを最新の安全保障学(軍事学)に基づく「戦略的思考」――戦略環境の認識、戦略環境の醸成、そして抑止(対処)という三つの次元で整理、各種事象の結果と原因を分析、その、“なぜ?”の究明にせまる画期的な論考!

内容説明

開戦にいたる経緯のなかで、“主戦論者たち”は、和平案など他の主張を抑え、明らかに「勝利」した。つまり、彼らは、多くの人々から支持を得るのに成功したのである。では、なぜ支持され、無謀な戦争を選択したのか?本書は、省みられることが少ない当時の“主戦論者たち”の主張とその思考にあえて焦点を当て、当事者たちの自己弁護ではなく、彼らの膨大な発言などを最新の安全保障学(軍事学)に基づく「戦略的思考」―戦略環境の認識、戦略環境の醸成、そして抑止(対処)という三つの次元で整理、各種事象の結果と原因を分析、その、“なぜ?”の究明にせまる画期的な論考!

目次

「学」としての戦争―安全保障のアプローチと方法論
第1部 日米開戦の間接的経緯(戦争の深淵;新しい戦争;戦争への期待)
第2部 日米開戦の直接的経緯(開戦の誘引;開戦の必然;開戦の条件;開戦の決意)
第3部 結論(戦争と向き合うための教訓)

著者等紹介

関口高史[セキグチタカシ]
1965年東京生まれ。元防衛大学校(防衛学教育学群戦略教育室)准教授。防衛大学校人文社会学部国際関係学科、同総合安全保障研究科国際安全保障コース卒業。安全保障学修士。2000年、陸上幕僚監部調査部調査課調査運用室勤務。2006年、陸上自衛隊研究本部総合研究部直轄・第2研究室(陸上防衛戦略)研究員。2014年、防衛大学校防衛学教育学群戦略教官准教授。2020年退官(予備1等陸佐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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バルジ

3
太平洋戦争開戦へと至る道を国内外の戦略環境や国内の意思決定権者の動向を中心に論ずる。機会主義的で何とも腰の定まらない対外戦略に加え自らが決定した事項に狭められ、ズルズルと破局への道を辿る過程が悲劇的。戦略環境の認知の偏り、自国の国力への過信、意思決定における決定権者の不在など複合的な要因から開戦へと至る。南部仏印進駐や関特演等明らかに大規模な軍事行動を企図していると見られる行動を取りつつ、外交を行うというのでは諸外国から信用を得られないのは当然である。相手からの「見え方」に対する認識が末期的に欠けていた。2022/03/18

nikman

1
私立の中学校だったからかもしれないが、歴史で「ハルノート」、東京裁判の「パール判事」などを授業で触れ、今でも頭の片隅に残っている。それでも何故、戦争を始めたのか?と問われると、正確には答えられない。今の小学生に聞いても圧倒的な国力の差で敗北が決まっているのに。この本を読み、戦略、組織体系、実行プロセス、世論、となるべくして戦争に突入した要因が複数あったことを理解した。単純に戦争は悲惨というのではなく、このあたりを義務教育に取り組んでいけば良いのにと感じた。2022/07/18

Go Extreme

1
「学」としての戦争―安全保障のアプローチと方法論 日米開戦の間接的経緯:戦争の深淵 新しい戦争 戦争への期待 日米開戦の直接的経緯:開戦の誘引 開戦の必然 開戦の条件 開戦の決意 結論:戦争と向き合うための教訓2021/10/01

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