オリンピック反対する側の論理―東京・パリ・ロスをつなぐ世界の反対運動

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861828461
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0036

出版社内容情報

すでにオリンピックは、歴史的役割を終えた
――『NYタイムズ』紙

いま世界の多くの市民が「オリンピックはいらない!」と叫んでいる……。
元五輪選手であり、オリンピック研究の世界的第一人者である著者が、平昌、リオ、ロンドン、そして東京、ロス、パリの開催地・予定地での調査・取材をもとにまとめた、世界に広がる五輪反対の動き、その論理と社会的背景。

今日のオリンピックは“資本主義の化け物”である……。
今世界で、さまざまな社会的公正を求める市民が、こぞって「オリンピックはいらない!」と声をあげている。2024年パリ大会、2028年ロス大会に対しては、現地で大規模な反対運動が巻き起こっている。
膨大な費用、環境破壊、弱者を追い詰める開催地の都市開発、選手を使い捨てする過度な商業化……。本書は、オリンピック研究の世界的第一人者が、各国の反対運動を調査し、世界に広がる五輪反対の動き、その論理と背景をまとめたものである。

内容説明

今世界で、さまざまな社会的公正を求める市民が、こぞって「オリンピックはいらない!」と声をあげている。2024年パリ大会、2028年ロス大会に対しては、現地で大規模な反対運動が巻き起こっている。膨大な費用、環境破壊、弱者を追い詰める開催地の都市開発、選手を使い捨てする過度な商業化…。本書は、五輪研究の世界的第一人者が、各国の反対運動を調査し、世界に広がる五輪反対の動き、その論理と背景をまとめたものである。

目次

日本語版への序文 いま世界中でオリンピック反対が燃え上がっている
はじめに オリンピックに反対する側の論理と歴史
第1章 オリンピックと反対運動の歴史と事実
第2章 ロス五輪2028をめぐる攻防
第3章 “ノーリンピックスLA”の闘い
第4章 国境を超える抗議活動
補章 反オリンピックの国際連帯

著者等紹介

ボイコフ,ジュールズ[ボイコフ,ジュールズ] [Boykoff,Jules]
1970年生まれ。米国パシフィック大学政治学教授。元サッカー選手であり、バルセロナ五輪のアメリカ代表メンバーとしてブラジル戦やソ連戦などの国際試合に出場し、その後、米国のプロ・サッカーチーム「ミルウォーキー・ウェイブ」で、プロ選手として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mawaji

8
今回の東京招致の頃から胡散臭さプンプンでしたがここまでだったとは。クーベルタンによる女性差別的・愛国主義的思想が受け継がれているIOCの歴史と現状を知ったうえでオリンピックの意義を考えないと、純粋にスポーツを愛するアスリートたちもあまりにもナイーブだとの誹りを免れないかも。IOCの新規範の中でいう持続可能性とはグローバルなカースト制や性差別の遺産を維持するということなのでしょうか。あまり時代にそぐわない組織は発展的解消して若い人たちに新しい価値を持った組織を作ってもらった方がよいのではないかと思いました。2021/10/23

Eiki Natori

5
元五輪選手が反五輪運動を取材し、様々な問題点を取り上げた話。IOCの暗部を書いているというより、反対運動の取材がメイン。内容はコロナ前。 本自体は大して面白くはなかったが、最近の一連のIOCや組織委員会の悪あがきをみてはっきりわかったのは、一部の連中の飯の種にしか過ぎない。 五輪など早く消えてなくなれば良いと思うよ。2021/05/29

takao

4
ふむ2021/07/26

ああああ

3
批判には、(1)過剰支出、(2)五輪後は使われず維持費を食いつぶす白象[無用の長物]のスタジアム、(3)立退きとジェントリフィケーション、(4)公共領域の軍事化、(5)グリーンウォッシング、(6)偽りの約束、という六つの分野がある。(P.42)2021/10/03

とりもり

2
オリンピックの反対運動を通じて、オリンピックの存在意義を問う一冊。論点は大手資本による過剰な開発(およびそれに伴う経済的弱者が被る不利益)と関係者の腐敗が中心。確かに、巨大イベント化したオリンピックは、もはや参加することに意義があるような大会ではなく、参加するためにクラウドファンディングを活用しないといけないアスリートが大量発生するような矛盾に満ちている。とはいえ、目線がDSA(アメリカ民主社会主義者)に偏っており、もう少し客観的な視点が欲しかった。もうオリンピックがいらないという結論には同意。★★★☆☆2022/05/26

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