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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861825873
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

あらゆるジャンル映画を俎上に載せ、解体し、魅惑的に再構築する。ポストモダン文学の巨人がでおくる、映画館での一夜の連続上映!西部劇、ミュージカル、チャップリン喜劇、『カサブランカ』、フィルム・ノワール、カートゥーン……。あらゆるジャンル映画を俎上に載せ、解体し、魅惑的に再構築する!
ポストモダン文学の巨人がラブレー顔負けの過激なブラックユーモアでおくる、映画館での一夜の連続上映と、ひとりの映写技師、そして観客の少女の奇妙な体験!


予告編
『名画座の怪人』 
今週の連作
『ラザロのあとに』 
冒険西部劇
『ジェントリーズ・ジャンクションの決闘』 
おすすめの小品
『ギルダの夢』 
『フレームの内部で』 
『ディゾルヴ』 
喜劇
『ルー屋敷のチャップリン』 
休憩時間(インターミッション)
お子様向けマンガ映画 
紀行作品
『一九三九年のミルフォード・ジャンクション――短い出会い』 
ミュージカル
『シルクハット』 
ロマンス
『きみの瞳に乾杯』 
 訳者あとがき

ロバート・クーヴァー[ロバートクーヴァー]
1932 年生まれ。トマス・ピンチョン、ジョン・バース、ドナルド・バーセルミらと並び称される、アメリカのポストモダン文学を代表する小説家。邦訳に、『ノワール』(上岡伸雄訳、作品社)、『ユニヴァーサル野球協会』(越川芳明訳、白水U ブックス)、『老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る』(斎藤兆史・上岡伸雄訳、作品社)、『ジェラルドのパーティ』(越川芳明訳、講談社)、『女中(メイド)の臀(おいど)』(佐藤良明訳、思潮社)、「グランドホテル夜の旅」、「グランドホテル・ペニーアーケード」(柴田元幸編訳『紙の空から』所収、晶文社)、「ベビーシッター」(柳下毅一郎訳、若島正編『狼の一族』所収、早川書房)などがある。

越川芳明[コシカワヨシアキ]
1952 年生まれ。明治大学文学部教授(米文学)。著書に、『あっけらかんの国キューバ』(猿江商會)、『壁の向こうの天使たち』(彩流社)など。訳書にスティーヴ・エリクソン『きみを夢みて』(ちくま文庫)、ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』(白水U ブックス)、ポール・ボウルズ編『モロッコ幻想物語』(岩波書店)など。

内容説明

西部劇、ミュージカル、チャップリン喜劇、『カサブランカ』、フィルム・ノワール、カートゥーン…。あらゆるジャンル映画を俎上に載せ、解体し、魅惑的に再構築する!ポストモダン文学の巨人がラブレー顔負けの過激なブラックユーモアでおくる、映画館での一夜の連続上映と、ひとりの映写技師、そして観客の少女の奇妙な体験!

目次

予告編『名画座の怪人』
今週の連作『ラザロのあとに』
冒険西部劇『ジェントリーズ・ジャンクションの決闘』
おすすめの小品(『ギルダの夢』;『フレームの内部で』;『ディゾルヴ』)
喜劇『ルー屋敷のチャップリン』
休憩時間
お子様向けマンガ映画
紀行作品『一九三九年のミルフォード・ジャンクション―短い出会い』
ミュージカル『シルクハット』
ロマンス『きみの瞳に乾杯』

著者等紹介

クーヴァー,ロバート[クーヴァー,ロバート] [Coover,Robert]
1932年生まれ。トマン・ピンチョン、ジョン・バース、ドナルド・バーセルミらと並び称される、アメリカのポストモダン文学を代表する小説家

越川芳明[コシカワヨシアキ]
1952年生まれ。明治大学文学部教授(米文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

燃えつきた棒

26
読んでいて、ピンチョン「LAヴァイス」を思い出した。この手の小説はどうも苦手だ。 「フリッカー、あるいは映画の魔」の方がいいなと思いながら読んで行くと、最後にご褒美があった。 「きみの瞳に乾杯」である。 これが読めるなら、この入場料は高くない。 映画館の暗がりで食べるキャンディは堪らない。 2017/01/06

ヘラジカ

25
古き良きアメリカ映画を解体して小説という形式で再構築することで、文学の領域を広げようとする試み。その手法たるや正に名人芸と言っても良い程だ。ソローキンのような滅多やたらに斬り刻む書き方ではなく、名作の核心をしっかりと掴み敬意と悪意(?)を持って全てを反転させようとしている。物凄くサディスティックかつグロテスクだが、映画好きの私には一種の開放感のようなものを感じさせた。ポスト・モダン文学の無重力を体感した思いである。不快だけれどすごく気持ちの良い読書だった。2016/07/27

法水

5
西部劇、チャップリン喜劇、ミュージカル、『カサブランカ』など映画をテーマにした短篇集。といってもポストモダン文学の旗手ロバート・クーヴァーさんゆえ一筋縄ではいかない。中では「ルー屋敷のチャップリン」は本当にそんな映画があったのではないかと思うほどチャップリンの動きを文章で再現していていちばん楽しめた(中身は喜劇というよりホラー)。今回は訳者の越川芳明さんと書評家の豊崎由美さんのトークイベントに合わせて読んだけど、話を聞いてから読めばよかった(笑)。2016/09/16

gu

4
記述するってことが既に批評だなと思いつつ。小説による名作映画のパロディというより、映画を使って解体された小説だと思う。2017/01/28

よんどころ

0
面白かったけど、ちょっと誤植が多いですね。2017/01/18

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