ジャパナイゼーション―日本の「失われた数十年」から、世界は何を学べるのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861825729
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

3・11以降、“アベノミクス”で、再び、本当に復活できるのか?世界が、いまの日本経済を知りたいとき、迷うことなく手にする「必読書」、待望の翻訳!

目次

第1章 経済の亀裂を覆い隠す日本の金融政策
第2章 女性をめぐる問題―慣習的な性差別が成長を阻害する
第3章 一〇〇〇兆円の怪物―肥大した債券市場がすべてを支配する
第4章 福島エフェクト―蔓延する「身内びいき」が日本をダメにする
第5章 ガラパゴスの国―孤立主義が日本の進化を妨げる
第6章 ハローキティは外交使節にあらず―素人外交が日本を貶める
第7章 アベノミクスは世界を救えるか

著者等紹介

ペセック,ウィリアム[ペセック,ウィリアム] [Pesek,William]
バロンズアジアのエグゼクティブエディターとして、アジア太平洋地域の経済、ビジネス、市況、政治に関する意見、解説記事を執筆。2010年には、ソサイエティ・オブ・アメリカン・ビジネス・エディターズ・アンド・ライターズ“米のビジネスジャーナリストが所属する協会”主催のコンテストにおいて、解説部門の賞を受賞。以前、ブルームバーグビューのコラムニストとして活躍、過去にはワシントンDCを拠点に、ダウ・ジョーンズ社が発行する週刊誌バロンズでコラムニストとして働き、世界の経済問題、政治、市況、連邦準備金、米財務省、国際通貨基金(IMF)、世界銀行などについての記事を執筆

北村京子[キタムラキョウコ]
ロンドン留学後、会社員を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

16
日本在住米ジャーナリストのウイリアム・ペセック2014年著作の訳本。日本、更に周辺アジア諸国の経済を論じており勉強になった。日本の失われた20年の始まりを1997年11/24山一証券破綻とし根本的問題として日本の隠微体質が存在するとした。そしてゾンビ企業の保護、女性労働者差別、新興企業パッシング等構造的問題には手をつけず金融緩和のみに頼る日本の経済施策を強く批判。ドイツ、フランス及びイギリスを併せたより多い国債発行額に警告。クールジャパンで女子高制服利用の海外売込み、孤立的な北朝鮮外交等、未知情報も満載。2022/02/16

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