内容説明
変態性欲、悪魔主義、女性崇拝、伝統回帰、老人文学…多様な貌を持つ耽美派文学の巨匠の実像を、近親者の証言、書簡、恋文など新資料を踏まえて究明する。
目次
1(谷崎潤一郎 没後五十年;谷崎潤一郎を探して 三十年の愉楽 ほか)
2(谷崎潤一郎の「西洋体験」;谷崎と芥川の中国体験 ほか)
3(谷崎潤一郎の「旅」;谷崎潤一郎の神戸 夢のあと ほか)
4(「蓼喰ふ虫」;「盲目物語」 ほか)
著者等紹介
尾高修也[オダカシュウヤ]
1937年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。小説「危うい歳月」で文藝賞受賞。元日本大学芸術学部文芸学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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