証言 日本のアングラ―演劇革命の旗手たち

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861825347
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0074

内容説明

本書では、アングラ演劇の時代と精神を、旗手たちとの対話によって検証した。ところが太田、瓜生、九条、、扇田の各氏は今は亡く、最後の「証言」となってしまった…。アングラは過去のものでなく、現在進行中であり、未来の演劇の手がかりである。そのための歴史的記録として本書をまとめた。

目次

序論 テント・小劇場演劇の展開
第1部 証言 演劇革命の旗手たち(唐十郎とアングラ演劇;別役実と不条理劇;瓜生良介と場の演劇;佐藤信と運動の演劇;太田省吾と沈黙の演劇;蜷川幸雄と政治的演劇;寺山修司と実験演劇;鈴木忠志と前衛劇;総括対談:扇田昭彦)
第2部 アングラ演劇の歴史的展開(アングラ演劇とは何だったのか?;アングラ、三〇年の軌跡;アングラと伝統演劇;アングラ・ルネッサンス)

著者等紹介

西堂行人[ニシドウコウジン]
演劇評論家。近畿大学文芸学部舞台芸術専攻教授(1998~2016年)。国際演劇評論家協会(AICT)日本センター前会長(2006~2012年)。日韓演劇交流センター副会長(2003年~現在)。演劇批評誌『シアターアーツ』前編集長(~2012年)。日本演劇学会会員、元理事。1954年10月東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。1978年から劇評活動を開始。一貫して劇現場の側に立ちながら批評活動を行ない、60年代以降の現代演劇を中心テーマに、アングラ・小劇場ムーブメントを理論化する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Makoto

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タイムマシーンがあるならこの時代の熱気に触れにいきたい。正直言って揺らいでいる。むしろ、アタっている。想像するだけで一日中微睡んでいる。目指すほど、恥じて逃げたくなる、己かな・・・2016/11/01

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2015年11月5日初版第1刷印刷 2015年11月15日初版第1刷発行 著者:西堂行人 発行者:和田肇 発行所:株式会社作品社 編集担当:内田眞人 本文組版:有限会社吉夏社 装丁:小川惟久 印刷・製本:シナノ印刷(株) 唐十郎、別役実、瓜生良介、佐藤信、太田省吾、蜷川幸雄、寺山修司、鈴木忠志、扇田昭彦 2019/12/24

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