出版社内容情報
イスラム教圏の現在の問題に詳しい著者による、イスラム教テロ組織についての小事典。
内容説明
世界を揺るがしているイスラム過激派・武闘派。彼らの組織・メンバーは、世界中に存在し、そのネットワークはグローバルに張りめぐらされている。その歴史と現在、思想的・政治的背景、組織、主要人物、世界的ネットワークから、武器、資金源・資金洗浄、麻薬、テロ方法、自爆テロ、核ネットワークまで、本書はそのすべてを網羅した、初めてのイスラム過激派・武闘派の百科全書である。アフガン・イラク・サウジから、旧ソ連圏・欧州・アジア・米国まで、1000の組織・人物を解説。
目次
新たな段階に入ったイスラム原理主義運動
第1部 イスラム過激派・武闘派とは何か?(イスラムの過激思想とは?;イスラム過激派・武闘派とは?)
第2部 世界のイスラム過激派・武闘派(サウジアラビア・アフガニスタン―9・11テロとアルカーイダ組織;イラン・イラク―シーア派とイラン革命・イラク戦争;パレスチナとイスラエル;東地中海とアフリカ;アジア;旧ソ連・欧米)
著者等紹介
宮田律[ミヤタオサム]
静岡県立大学国際関係学部准教授。専門は、イスラム地域研究、イスラム政治史、および国際政治。イスラム地域の紛争現場を踏査するフィールドワークでは定評がある。1955年、山梨県(甲府)生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)大学院歴史学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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