内容説明
知られざるスイスの名湯・秘湯を満載!スイス全温泉地25ヶ所のうち、17の温泉地を訪ね、各温泉の効能、施設を紹介するとともに、各地の自然や土地柄も詳述。旅の達人ふたりが描く、初のスイス温泉紀行エッセイ。各温泉へのアクセス地図付。
目次
1 ライン川本流域の温泉(渓流・緑蔭・花野に包まれた小さな谷の湯―バート・ゼルノイス(グラウビュンデン州)
バスの窓越しに見た谷底盆地の湯へ―アンデーア(グラウビュンデン州)
石葺屋根の古村に超絶するポストモダン温泉ホテル―ファルス(グラウビュンデン州)
天国と地獄の往来―バート・ラガーツとファーレンス(ザンクト・ガレン州))
2 イン川・ティチーノ川流域の温泉(奥山の廃湯と大ホテル―ヴァル・ジネストラ(グラウビュンデン州)
童話の世界・不思議な泉の集落―シュクオル(グラウビュンデン州)
小さな町の中の小さな丘の麓―スタービオの温泉(ティチーノ州))
3 ローヌ川流域の温泉(山あいにひそむローヌの岸の湯―ラヴェイ・レ・バン(ヴォー州)
山岳風景に心躍らせ名産ワインを干す―オヴロナ(ワリス=ヴァレー州)
朽ちた古城と葡萄畑の散歩道を行く―サイヨン(ワリス=ヴァレー州)
高峰のふところに包み込まれた穏やかな湯の街―ロイカーバート(ワリス州))
4 アーレ川流域の温泉(ベルナー・オーバーラントの静かな奥座敷―レンク(ベルン州)
アルプス北麓の山荘温泉ホテル―シュウェーフェルベルクバート(ベルン州)
二千年の歴史を持つ温泉古都―バーデン(アールガウ州)
のびやかな丘と野・日ざしに輝く麦畑―ロシュトルフ(ゾロトゥルン州)
温泉遊々・河流悠々―シンツナハ・バート(アールガウ州))
著者等紹介
堀淳一[ホリジュンイチ]
1926年京都府生まれ。1972年『地図のたのしみ』で日本エッセイストクラブ賞受賞。1980年北海道大学理学部教授退官後、地図研究家・紀行作家・エッセイストに転向
小野寺淳子[オノデラアツコ]
1964年北海道生まれ。「旅」「温泉」「食」等をテーマにフリーのジャーナリストとして新聞、雑誌などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。