ＣＤジャーナルムック ３３ １／３の永遠

鈴木祥子

シーディージャーナル（2010/07発売）

• サイズ B6ﾅﾐ判／ページ数 247p／高さ 19cm
• 商品コード 9784861710704
• NDC分類 914.6
• Cコード C9473

出版社内容情報

シンガー・ソングライターとしても、マルチ・プレイヤーとしても名高い鈴木祥子による、ＣＤジャーナルの人気連載（2002年６月号～）『33 1/3の永遠』が待望のムック化！　ソニーミュージックダイレクトから発売される『鈴木祥子作品集 Vol.1 (1989-2009)』も同日発売となる。

【主な内容】
○第１章　33 1/3の永遠
鈴木祥子が愛聴してやまない名盤をアルバムごとに紹介。レコードの溝に刻まれた愛すべき音に、彼女はどんな想いを託すのか。
・クイーン『シアー・ハート・アタック』
・ボブ・ディラン『プラネット・ウェイヴス』
・ジョージ・ハリスン『慈愛の輝き』
・セロニアス・モンク『モンクズ・ドリーム』
・ジョン・レノン『ジョンの魂』ほか

○第２章　欲望という名の女
瀬戸内寂聴やオノ・ヨーコをはじめ、女性の生き方にも強い関心を向ける鈴木祥子が、独得意の視点で女性論・人生論を綴る。


○第３章　Daddy,I’m home
亡き父への想いを綴った「Daddy,I’m home」や連載未収録分を含む長編「A.C.のこと」ほか珠玉のエッセイを掲載。

【鈴木祥子プロフィール】
シンガーソングライター。1965年8月21日生まれ。東京都大田区出身。血液型B型。ピアノ、ドラム、ギターというマルチプレーヤー。ドラムは一風堂の藤井章司氏に師事。1988年、シングル「夏はどこへ行った」でデビュー。オリジナルアルバム13枚、カバーアルバム1枚、ライブアルバム2枚、ベストアルバム5枚を発表。小泉今日子「優しい雨」、松田聖子「WE ARE LOVE」、川村カオリ「Life」、坂本真綾「風待ちジェット」ほか提供曲も多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[MICK KICHI]

今朝（8/21）のつぶやきで思い出しました。祥子さんが以前出されたCDジャーナルの連載エッセイ集。タイトルはLPレコードのターンテーブルの回転数。そういえばアナログ人間だからいまだにカセットデッキを愛用してると仰ってたのが１０年位前、今は流石に... 愛聴レコード評が・クイーン、ボブ・ディラン、セロニアス・モンクetc。アーティスト評がB・C・ローラーズ、エース・フレーリー、スティーブ・ミラーetc。「欲望という名の女」と題して人生論・女性論を。 その他、感銘を受けて一生ついて生きます！感満載の本。

2018/08/21

[123456789wanko]

CDjournalの連載を一冊に纏めたもの。テーマは様々だが、どれを読んでも鈴木祥子らしさに溢れている。音楽に、本に、人に、どこまでも真っ直ぐで胸を衝かれることもしばしば。

2011/01/13

[MICK KICHI]

ミュージシャンズ'ミュージシャン、マルチプレイヤーでシンガーソングライター。 同世代ですが女性の内面を凄く感じる祥子さんの音楽エッセイ。 聴いてきた音楽もかなり被るので読んでいて楽しいです。