角川文庫<br> 千里眼 優しい悪魔〈上〉

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角川文庫
千里眼 優しい悪魔〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043836222
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

スマトラ島地震のショックで記憶を失ったインドネシア人女性。その莫大な財産を独占しようとする弟が片っ端からあたった記憶快復療法の可能性は2つに絞られた。不可能を可能にするメフィスト・コンサルティング・グループのダビデなる男、そして千里眼の異名をとる岬美由紀。今、ここに因縁の2人の運命が交差する。歴史を意のままに操るダビデの隠された日常と生い立ちが初めて明かされる、書き下ろし新シリーズ第9弾。

著者等紹介

松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計570万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

26
スマトラ島地震で記憶を失った女性の話から端を発してストーリーが進みました。また、他のトラウマを抱えた人物を岬美由紀が救っていきます。早速、下巻の方も読もうと思います。2013/03/15

すずきさん

9
悪魔のようなメフィストのダビデと岬の対決。2016/06/08

どんちん

9
クラッシックシリーズを読んでおらず、たまに、ん?と思うときがある。しかも、今回は、うかつにもシンガポールフライヤーをとばして本作品を読んでしまった。そのせいもあるのか、ちょっとつながりが見えにくいところがあった。まぁそんな事あったのね、そんな事なんだねと、勝手に解釈して流しても大丈夫ではあるのだが、特にエンディングにむけ、知らないと面白みにかけるところがあり、ちょっと失敗したなぁと感じた。今回はあまり派手な動きも少なく、まさに嵐の前の静けさという感じだw さて、下巻の前に、シンガポール上巻を先にいくかなw2014/03/20

うにせん

8
冒頭は美由紀を知らない人目線からの、美由紀登場ですごさに驚く流れが好き。そうそうすごいのよって嬉しくなってしまう。美由紀視点だと弱さだったりいろいろあるのだけど、客観的にみると完璧人間で絶対に敵にしたくない存在。悪意を持っていたら確実に暴かれる。悪には徹底的に容赦のないところもまたいい。これまでのシリーズにも登場していて毎回美由紀が圧勝していた敵、ジェニファーレインをついに追いつめる。再び現れるノンクオリアと、メフィストと美由紀がどう対峙していくのか、下巻が気になる。勝者は美由紀だろうけど過程が楽しみ。2023/02/11

Yuki

8
美由紀、メフィスト、そしてノン=クオリアが登場してきて、事態は三つ巴の様相ですね。上巻なので、美由紀の圧倒的な活躍の場面があまりなかったので、下巻では爽快な活躍を期待しつつ、読み進めていこうと思います。2015/01/31

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