出版社内容情報
駆け落ち結婚したものの、互いを愛しすぎるがゆえに別居中の夫婦。ある事件のせいで夜をともにし…。マッケンジー兄弟シリーズ第2作
内容説明
伯爵家の長女イザベラと公爵家の三男マックは、七年前、周囲の反対を押しきって結婚した。だが互いを愛するがゆえに求めすぎる結婚生活は、双方を傷つけるばかり。身を切られる思いで家を飛び出し、三年半がたった今、用事で夫のもとを訪れたイザベラは彼のセクシーな姿に息を呑んだ。愛しあった過去が脳裏によみがえり、体が熱くなる。だけど彼のもとに戻れば、また苦しむだけ。ところがマックの名を騙る男が社交界に現れ、二人はこの事件のせいで一夜をともに過ごす羽目になり…。
著者等紹介
アシュリー,ジェニファー[アシュリー,ジェニファー] [Ashley,Jennifer]
2002年のデビュー以来、複数のペンネームを使い分けながらヒストリカルロマンスやパラノーマルロマンス、ミステリを刊行し、“ニューヨーク・タイムズ”紙や“USAトゥデイ”紙のベストセラーリストにたびたび名を連ねる人気作家となる。2007年にはローリエン・ガードナー名義でRITA賞、ジェニファー・アシュリー名義でGolden Quill賞を受賞したのをはじめ、数々の受賞歴を持つ。これまでの著作は80冊を超え、数カ国語に翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
17
今度はマッケンジー兄弟の三男。別居中の夫婦。お互いを思いやりながらも、頑固な性格故に相手の胸に飛び込んで行けず、じれったいたらなかった(((^_^;) それがロマンス小説の面白さなのかもしれないけどf(^_^; 次は二男のキャメロン? 長男のハート? どちらも気になるぅ(^-^)v2015/11/26
choco
13
大好きな『はじめての愛を知るとき』のイアン君のお兄ちゃんマックのお話。マッケンジーの三男坊になります。出合いと発展の展開が多いロマには珍しい行き詰まった夫婦の物語。3年半完全別居していたのにある事をきっかけに復縁を迫るマック。妻のイザベラに猛アタック。ひたすらに土下座をし続け、拒み続けるイザベラ。それはもう勝手にやっていただいて。可愛い可愛いイアンがベスと幸せそうに登場する所だけ舐めるように読みました( *´艸)イアン会いたさにシリーズを読んでいきたい♪♪2016/09/06
うにすけ
11
前作を読んでいたので挑戦。別居している夫婦のお話なんですね。なので恋の駆け引きやらが好きなので好みではなかったかなぁ。前作カプがたくさん登場するのでうれしかったです。2015/12/10
blue_ash
4
前作(四男さんの)の方が好きだけど、これもまた内容に呼応してか粘り強い描写ができていてさらに兄たちのが楽しみに。兄弟(家)ものの関連作つなぎは鉄板ながらもこれはかなり好みなシリーズなのがわかり、兄弟が通してよく出てくるのでやはりシリーズを通して読んだ時にまた違う見方ができそう。前からかなり開いていたようだしあとがきの説明だと、これからも今回の評判次第な感じがするのできちんと出ることを嘆願したい。2015/11/08
romance_holic
3
趣のあるロマンス。気持ちがなくなったとも思えない二人なのに、なぜか別居。やっぱり彼はやらかしていました。 距離を保つことは二人の愛を生かすために必要なことだったのでしょう。父親には愛されなかったものの、恵まれた家柄、育ちゆえの傲慢さが見受けられたヒーローが、愛と喪失によって大きく成長したことを、最初は半信半疑だったヒロインとともに納得させてもらい、読了後に胸いっぱいになりました。個性いろいろな兄弟親族(+主人大好きな使用人たち)のゆるぎないサポートも「いいなぁ」と思いながら読んでいました。とっても好き。2015/10/31
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