目次
第1章 法哲学の本質と課題(法哲学の本質;現代法理学の課題と展望;“近代の超克”論の課題―“文明の衝突”の時代における哲学の役割について)
第2章 人間の尊厳と人権(人権とポストモダン時代の理性;尊厳の専制;人間の尊厳の概念の変容とその諸相)
第3章 法思想史(歴史的視点から見た、ドイツにおける法律家の名声について;自由法運動から具体的秩序・形態化思考への歩み;ハンス・ケルゼン法学における二つの根源的客観化プログラム;「ラートブルフ・テーゼ」(実証主義は法律家を無防備にする)について)
第4章 法理論の現代的展開(解釈的法思考の基底―哲学的解釈学から解釈的価値論へ;仮説推論についての一考察―アルトゥール・カウフマンの議論を手がかりに;自律型リベラリズムと寛容の限界―アルトゥール・カウフマンの理論を手がかりにして;現代紛争の構造と法理論―法理論はリスク社会型紛争にどのように応えるのか;ニクラス・ルーマンの法概念)
著者等紹介
青井秀夫[アオイヒデオ]
1943年生。京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。東北大学名誉教授・岡山商科大学法学部教授
陶久利彦[スエヒサトシヒコ]
1954年生。東北大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。東北学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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