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内容説明
みなさん!ライトノベルの編集部に興味とかってあります?実は、今回―あたしこと矢作妹兎子が自ら編集した、ライトノベルがついに世に出版されることになりました~わ~い!ぱちぱちぱち。しかも、執筆者はあの「水城正太郎」先生なんです!ですです!(知らないってあなた!無問題です!)コスプレとかが趣味で、ドラゴンマガジンとかファンタジア文庫とかにちょっと興味があった、あたしが、初めて編集した本書。え?中身!?それは、読むまで秘密ってことで―だめですか。そうですか。実は本当にあったことを水城先生にまとめていただき、あたしのメイドコスプレが読みどころで―まぎゃむぎゅ、やめ…。
著者等紹介
水城正太郎[ミズキショウタロウ]
ゲーム製作集団A‐TEAM主宰。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひみーり
11
実話怪談集、最初はほとんど怖くなくて徐々に怖さが増していく。この手の話でよくある見ると死ぬビデオがあり死んだときの詳細が知られている、確認したのならなんでお前は死んでいないのか、確認しなかったら詳細が知られない、お決まりのパラドクスも書いてある。読み進めるとグロ描写が出てきてホラー好きでないと楽しめない。2024/07/16
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
4
富士見書房でバイトとして働く妹兎子は予定を組んで仕事をする事を嫌っていた。聞けば昔の奇妙な体験が原因でわざと予定を立てないらしい。この時は、まさかその話が一連の恐怖体験を呼び込むだなんて、誰も思っていなかった。 *** 表紙とタイトルからは想像がつかないかもしれないが、こちらの内容は実話怪談を小説風に脚色した一冊。可愛らしいイラストとは裏腹に結構怖かった。何故ラノベでやったのか。個人的には、角川ホラー文庫とかで出しても不思議じゃない内容だった。2020/12/17
ckit
0
実話怪談ライトノベル。実話怪談とラノベを混ぜる企みがうまくいっているかと思うと悩ましいところ。でも面白かったです。あとがきまで引っ張るの良い。2014/08/21
間立
0
富士見ファンタジアで実話怪談集があるとは思わなかった……。 ドジっ子バイト編集さんと作家水城正太郎が自らが体験したり見聞きした怪談に検証をくわえたり夢見がちに語ってみたりするわけだが、だんだん一つの階段に深入りしはじめ……。 ジャパニーズ・ホラーの湿って背後に迫ってくる感じではなく、後ろから急に「ばあっ」と脅かされるようなギミックの効いた怪談集でした。2012/09/10
さんちゃん
0
怪談もの。中心となるお話に沿ってちょいちょいネタを入れつつ……しかし、ラノベでいいのか……ヒロインも微妙な位置だったし、煙に巻かれるラストも立派な怪談ものではないか。なんか、表紙だけで借りたビデオを見てみたら呪いのビデオだった!みたいな感じ……。飛び上がる程ではないが、ちょコワ気分で読むと涼しくなれます。2012/09/09
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