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内容説明
モネ、ゴッホ、マティス、ピカソ…。日本の二大印象派コレクション、夢のコラボレーション!社会変革や交通網の発達によって、それまでにない「世界の広がり」を迎えた19世紀のフランス。画家たちは旅で出会った風景や人々、新しい都市生活への視点、自然の中の形や色彩に対する絵画的探究の結晶をカンヴァスの上に残してきた。そうした画家たちの“記憶”を、日本が誇る名品74点から辿る。
目次
1 世界のひろがり―好奇心とノスタルジー
2 都市への視線―パノラマとポートレート
3 風景のなかのかたち―空間と反映
4 風景をみたす光―色彩と詩情
5 記憶への旅―ゴッホ、セザンヌ、マティス
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
48
昨年の夏にポーラ美術館へ。実際に見る事の出来た名画を思い出しながら。282020/01/26
m
5
昨年ポーラ美術館とひろしま美術館で行われた展覧会の図録。今年の夏にポーラ美術館で見た作品もちらほらある。初めて知ったアンリ・ウジェーヌ・ル・シダネルの絵が良かったのでこれから美術館でチェックしてみよう。やっぱり印象派の絵は心地良く優しい。2020年190冊目。2020/11/11
takakomama
4
「印象派、記憶への旅展」の予習。2019/07/17
ワッカーパパ
0
美術館に足を運べず、展覧会の再開を待ちながら過去の図録を眺める日々。作品の解説以上にそのエッセイやコラムに読み応えがあることにあらためて気づかされる。中でも、印象派コレクションに定評あるポーラ美術館とひろしま美術館のコラボ開催となった昨年の“印象派、記憶への旅”展。モネ、ゴッホら19世紀の画家たちの“旅と記憶”がテーマ。そこには、“画家の眼がとらえた最初の印象の重要性”と彼らがその“記憶に基づいて再構成して描く”ことに苦悩したエピソードがボナールを例に書かれている。この時期にじっくり読みこむのも悪くない。2020/05/02