昭和戦中期の総合国策機関

昭和戦中期の総合国策機関

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 382,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784642036344
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3021

内容説明

昭和戦中期、国家政策全般について立案、調査を行った企画院を始めとする総合国策機関は、国家予算にも発言権を持つなど、政府内できわめて重要な位置を占めた。本書はその出現に至る経緯と改組・改廃の過程、政府機構内で果した役割、関与した軍人・官僚の思想と行動、等々を、実態に即して詳細に究明、その歴史像を解明し、歴史的意義を考察する。

目次

第1章 総合国策機関の出現
第2章 企画院の設置
第3章 新体制期以前の企画院
第4章 新体制期の企画院
第5章 新体制期以後の企画院
第6章 東条内閣期の企画院
第7章 企画院の廃止
第8章 総合国策機関の復活とその後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hurosinki

3
内閣に直属し、国家政策一般に調査立案を行う「総合国策機関」について描いた本。この機関において官僚と軍人は、国民の諸活動(特に経済活動)を国防体制強化の手段として組織すべく画策した。当世風にするとタイトルは『官邸官僚たちの統制経済』になろうか…。なお筆者は動員準備・実施を担うものを「総動員機関」として区分するが、両機関は緊密な関係にあり、両方とも戦時体制を構築した点であまり違いはない。2021/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1481346
  • ご注意事項

最近チェックした商品