内容説明
大学二年生の森尾拓実はバーで薬剤師・狗飼芳己と出逢う。拓実の好きなタイプそのままである彼に誘われるまま、体を重ねてしまう。次第に惹かれていく拓実だが、狗飼の「誰より大切な相手がいる」という言葉に、自分だけを見てくれるわけではないと思いしらされる。狗飼と「大切な相手」との仲睦まじい姿に、拓実は胸の痛みをこらえるが―。書き下ろし番外編も収録。
著者等紹介
坂井朱生[サカイアケオ]
神奈川県出身、東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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フキノトウ
26
一見クールだけど、受けを溺愛する攻めの場面は良かった。あとは、あんまりでした。2015/09/26
judy
7
萌え★★イラスト★★★★全体★:粗筋から切ない系&受が健気かと思ったけど…全然違ったっ;甘ったれで意地っ張りで口調が乱暴…個人的に超苦手受の見本市でしんどかった;;酷薄な悪い男だと惹かれたけど、攻が独占欲強い変態だとわかった途端及び腰。往生際悪いクセに自分だけ見てて欲しいって矛盾もなんだかなあ。性格の核になる背景も薄いし。眼鏡の性悪っぽい攻は変態なだけで案外甘くて悪くなかったんだけど、受の魅力がわからないので、何故そこまで可愛く思うのか本気で不思議。あ、職権乱用はいかんよね。挿絵の眼鏡攻はツボでした。2011/06/18
メグ
7
あらすじを見て攻めがもっとひどい男で受けを振り回して泣かせるのかと思ったのに、もう一人の大切な人は放置気味で受けを構い倒して甘ったるいです。受けの家庭事情や指輪のエピソードもあまり生かされてなかったので残念です。もう少しすれ違いや一捻りがあれば面白かったんですけどね。2011/05/18
えさこ
5
あらすじ紹介から予想したのとは違う展開だった…受の後ろ向きさの理由がわからない。一応、家庭環境に理由付けされているものの、説得力がなく感じられた。受のグダグダさ加減にいらついてスッキリせず。個人的に合わない話だった。2011/06/10
コロちゃん
4
読み始めはもっと面白い展開になるのかという雰囲気だったんだけど…なぜここで?と思うようなところで変な冗談みたいな台詞が入ったり…好みじゃなかった。しかも薬剤師だから媚薬使うって…どうなの? なんかちょっと残念な軽いお話でした。2011/05/18