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内容説明
著書累計60万部突破! 『100円のコーラを1000円で売る方法』シリーズ著者の最新刊を電子書籍化。販売至上主義で売れた時代は、とうに終わった。にもかかわらず、いまだに昭和型の「大量生産、安価で大量販売」モデルから脱け出せていない企業のなんと多いことか。ドラッカーは「マーケティングの究極目的は販売を不要にすることだ」と言った。本書はマーケティング発想へ切り替えることで「売らなくても儲かる」仕組みの作り方を解説する。 ◆「売らない」戦略でV字回復を遂げたネスレ ◆「多くの商品は、売らない」と決めてバカ売れするようになったジャパネットたかた ◆「多数客には、売らない」ことで業績回復したマクドナルド ◆超「上から目線」で売る気がなさそうなのに行列のカレー店の秘密 ◆マルイではすでに商品を売っていない……など、様々な企業、店舗の意外な戦略を解説。身近な具体例から、ゲーム理論、ブルーオーシャン戦略などのマーケティング思考を学んで実践できる入門書。 【目次より】●まえがき マーケティング発想で「販売が不要」になる ●第1章 無理に売るのをやめたら、儲かるようになった ●第2章 その売り方で、売ってはいけない ●第3章 お客を知らずに、売ってはいけない ●第4章 盛り過ぎで、売ってはいけない ●第5章 大市場に、売ってはいけない ●第6章 売れる価格で、売ってはいけない ●長めのあとがき 売れない失敗こそ、バカ売れの種
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
22
昨今脚光を浴びているサブスク。その勘所について解説している一冊だ。従来の所有権を売り切るビジネスモデルに対し、使用権を切り売りするビジネスモデルをサブスクと呼ぶ。簡単に書き直せば「レンタルによる継続課金モデル」だ。これは何も今世紀に入り発明された訳ではない。古よりサブスクというビジネスモデルは連綿と続いてきた。新聞が従来サブスクの代表選手である。対して21世紀型のサブスクは専ら何らかの形でネットと繋がっている。例えば動画配信のネットフリックスはウェブ上でカネとコンテンツの受け渡しを完結しているのだ。2020/01/06
はる坊
21
①売るという既成概念を壊せ②顧客目線、ブランド力、売る目線から買う目線③商売の行き詰まりを脱却させる系④本書では、一見するとこういう売り方してもいいのと思えるような販売方法で成果を上げている企業を数多く紹介している。ここに紹介する企業は、徹底した顧客目線とターゲットの明確化、ブランドの構築などを考え抜くことにより、唯一無二の地位を確立している。 また失敗例もその理由を添えて明らかにしているため、非常に参考になる部分が多い。 企業研究の一助になるので、僕は多くの就活生に読んでもらいたい。2020/03/22
はる坊
15
職場にて仕事に効くいい本を紹介する機械があったので、こちらを紹介。 売ってはいけない、っていうのは、自分本位で売るのではなく顧客目線でどう買ってもらうかってことに言いかえれるんじゃないかと思う。2020/10/08
DEE
15
あまりこの手の本は読まないのだけど、たまには違った知見を得るために。 結果から言うと読んでよかった。業種は違えどこれなら落とし込めるのではないかと思える事例もいくつか見つけた。 フェラーリの一台少なく売る話はなるほどなと思わされた。さすがは走る不動産と言われる超高級車、イメージを崩すような真似は絶対にしないんだな。2019/12/20
チャー
14
物が溢れる世の中で、商品以外に着目し販売することの利点を記した本。サービス等の別の視点に価値を見出し値段をつけることが重要であると著者は説く。業績が優良な様々な企業の販売戦略を紹介し、どのようにして成功したかを紹介しており参考になる。自分が良いと思っていても客の課題解決につながらなければ押し売りやストーカーと同じという点は納得。客が欲しいときにそのタイミングで供給することで、価格競争に巻き込まれない適切な価格で価値を提供することができる。クレーマーや問題客を締め出すというある種の強硬策もときには有効。2022/03/27
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