内容説明
叔父のバーを手伝う大学生の昂は、黒ずくめで不思議な存在感を持つ青年に興味を惹かれ、「眠りたい」という青年に誘われるがまま一夜を過ごしてしまう。翌日、教授からの課題で山奥の天文台に行った昂は、そこで観測を仕切る、アウルと呼ばれる院生に出会い、それが昨夜出会った青年・佑紀だということに気づく。しかし全てに無関心な様子のアウルは、昂には目もくれず―。
著者等紹介
久能千明[クノウチアキ]
新潟出身・在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りんご☆
11
読了2016/10/12
ゆみる
1
うーん。。タイトルや表紙のイラストから受ける印象と内容にギャップがある作品です。そのせいで少し辛口になってしまっている面もあると思うのですが、色々と伏線が張られていたわりにはどれもあっさり駆け足で回収されてしまってちょっと拍子抜け・・・。話の方が弱かったせいか、恋愛の方も感情移入できないままに終わってしまいました。黒い服、周囲と隔絶した場所にある天文台や雷など・・・雰囲気が素敵な分、もうすこしミステリアスで閉塞感のある重めの話の方が全体のトーンに合って舞台が活かせたのではないかと、つい考えてしまいます。2014/10/01
紫木蓮
1
☆読み始めて、もしかしたら苦手な系統の話??と思って、積読に…再び読み始めたら一気に読み終わった。最後が駆け足過ぎたのが残念。昂が新しい天文台を設計するのかと思ってたんだけどな。坂本くんと桂くんで話できそう。218ページの空白はいったい?? 久能さん×蓮川さんの別シリーズのキャラを思い出して、また読みたくなった。あの話の続きでないかなぁ。2011/09/07
ニコル
1
山男かつラウンジのバーテンやら用心棒やらと街でも逞しく生きられる男×天文台でしか生きられない(と思い込んでる)男。佑紀の抱えてきた過去、運命、重苦しいしがらみを払い去ってくれる攻めの度量はいい!関西弁になっちゃう受けもいい!これからの二人、ちょっかい出すだろう桂や挟まれる大ちゃん達が激しく読みたいです。2011/08/04
SAY
1
受けの関西弁かわいい(笑)そこにめっちゃ萌えました(爆)京都寄りかな?ここから面白くなりそうなんですが、続き出ないんですかね?2011/07/18