内容説明
父の遺した建設会社の専務を務める安曇真人は華奢で儚げな中にも凛とした印象をもつ美青年。ある日、出社した真人はデスクにナイフが刺さっているのを発見する。脅迫状も届き現社長の叔父は心配し、警備会社に甥の身辺警護を依頼する。派遣された本庄聡は自分を迷惑がる真人の孤独な一面を知る。そして衝撃的な事件が起こり、思わず本庄に縋ってきた真人を守りたいと強く願うが…。
著者等紹介
遠野春日[トオノハルヒ]
2月5日生まれ。福岡県出身・東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スピカ
3
若き専務の美形受け真人と、受けの身辺警護にあたる攻め聡。守る側と守られる側のカプ…主従のようでそうじゃない距離感が楽しいですww守られる受け真人は美人で繊細で、孤独を抱えたお姫様みたいなもの。聡はちょっとした騎士…とまではいきませんが(笑)体張って守られたらそら惚れるわなwwそんな2人のらぶらぶシーンが可愛かったです。脅迫してた犯人は、やっぱりお前か、といった感じなので、お話自体は軽く楽しめました◎挿し絵の三瀬がなんか怖い〜(笑)2010/10/12
あけみ
2
新装版で、以前も読んでいるはずですが、ほぼ忘れ去ってて、犯人も忘れててちょうどよかった。(苦笑) 事件が起こることで、攻めと受けの気持ちが寄り添っていく様子がよくわかり、また穏やかな展開で読みやすかった。2009/09/27
yumi-asg
2
【安曇真人(27)本庄聡(28)/高久尚子】2002年初出の文庫化。次期社長の若き専務である真人への脅迫、とサスペンス風ではあるが、犯人を含め「先の見える」展開は軽いタッチで、盛り上がり不足は否めない。が、ボディガードとして対面する聡との信頼関係や、お約束の超絶美形な真人のキャラが真摯に聡に向いていくのが優しい。何より二人して丁寧語なのが良いw表紙以外はそのままという、高久さんのイラストは無駄な線がなく明確で二人のキャラを援護している。2009/08/18
ayatoto
1
★3.52017/08/29
ルイ
1
多分、読んだと思いつつ読んだ。2013/10/18