内容説明
天才的な声帯模写で芸人として活躍する星月広夢は、東南アジアの小国から、行方不明になった王子の代役を依頼される。王宮には無理やり連れてこられた王子にそっくりな少年・ヒカルがいた。最初は怯えていたヒカルだが、唯一の味方である広夢に心を開き、次第に広夢も純粋なヒカルを気にかけるようになる。だが、なかなか王子が見つからない中、不穏な動きがあることに気付き―。
著者等紹介
剛しいら[ゴウシイラ]
3月9日生まれ。東京都出身・千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
15
読了2017/12/24
リリー
9
甘〜い!剛作品の中でも何本かの指に入るほど最初から甘いのでは?声帯模写芸人として駆け出し中の広夢が、出奔した某国の王子の代役をするためにひと月雇われる。王子の姿を真似るのは、現地でダンサーをするヒカル。踊ることしか知らず、小さなことでも心から喜ぶヒカルに、広夢はなぜか優しくしたいと思ってしまい…。アラブものではないのですが、似たような華やかさと甘さが少し感じられます。広夢の家族にも受け入れられたヒカル、末長くお幸せに♡2017/02/06
うにすけ
8
作家買い。面白かったです。あらすじを読んでなかったので、本物の王子と恋愛かと思ってたら二人とも身代わりなんですね。ふわふわした気持ちで読んでたら予想よりも危険なんじゃ?な展開でちょっぴりハラハラしましたわ。次も読みます~。2015/10/26
のんたん
5
すごく面白かったので、すぐ次巻に突入。詳しくは続きのときに。2015/04/05
スピカ
4
この一冊だけでは説明が足らず、ちょっと駆け足だった印象でしたね〜。しがない芸人であるはずの広海の見事なヒーローっぷりに唖然としてる間にお話がまとまった、といった感じでしたwwでも!続編を読めばこの2人が巻き込まれた陰謀や、チヤベス少将が味方についた経緯がよりよく分かる。この2人のお話はスピン、と考えても良さそうなくらいだったなぁ。妙に場慣れしていた広海は違和感ありまくりだったけど(笑)、いつまでも純ですれてないヒカルが実に可愛らしい!広海のパパママもお気に入りなラストが嬉しかった◎2010/10/23
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