感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
タイトルからは計り知れない、イメージの爆発のような絵本です。 海というのが女の子の名前だったことから、この絵本を受けとめる眼が泳いでしまいました。 そして海が体験した夏の記憶は脈絡もありません。 重苦しく暑苦しい絵本は、存在感だけは満点でした。2024/06/07
anne@灯れ松明の火
18
知人の本。「海」という名前の女の子のお話。自分で、うまくまとめられないので、あらすじを探したが、なかった^^; 表紙画像もない。第41回小学館絵画賞受賞ということだけわかった。よくわからないが、圧倒される絵だ……^^;2017/07/16
ochatomo
12
小学館絵画賞(現在の小学館児童出版文化賞)受賞 ダークな色調 袖の文は『絵本、それはイメージの森-そこには風や音や光や色彩があふれています。それらを手にとって、ながめ、味わうこと。そして想像力を拡げ、別の世界に遊ぶこと。絵本が与えてくれる喜びは、限りがありません。絵本はもう子どもたちだけのものとはいえません。絵本というメディアは、大人の感性をも刺激する、新鮮で、不可思議な魅力をもっているのです。新しい絵本ワールドにチャレンジする本シリーズは、子どもにも大人にも開かれた、多彩なイメージの森への入口です。』2019/12/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
夏の海ではなく、海の夏…「海」は主人公の女の子の名前。海ちゃんが過ごす日常は夏。『イメージの森シリーズ』は圧巻な絵の作品が多い気がする。【第41回 小学館児童出版文化賞 絵画賞】2023/09/17
のん@絵本童話専門
2
『別冊太陽100人が感動した100冊の絵本』掲載本。タイトルの「海」は主人公の女の子の名前です。木葉井悦子さんのような勢いのある印象的な絵で、暗めなトーンなのもあり、不気味さも感じてしまいます。台風でテーブルまで飛んでいるし、もはやホラー、幽霊?!でもその分、見るものを捉えてしまうほどの生命力も感じます。海ちゃんの夏の思い出を描いています。絵のインパクトが強すぎて、話が絵にぐいぐい引っ張られているよう!2021/07/13