内容説明
亡き父の遺した会社を守り立てていきたいと願う美貌の青年実業家・津守一雪。彼は血の繋がりこそないが、自分を支えてくれる優秀な義弟の謙司を信頼している。だが、謙司は一雪への許されない恋情に囚われ雁字搦めになっていた。どんなに想っても手に入らないならば、いっそ…。謙司は、以前から兄に関心を寄せる楯岡槙志とともに清廉な一雪を淫らな罠に堕とそうとするが―。
著者等紹介
遠野春日[トオノハルヒ]
2月5日生。福岡県出身・東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マッコリ
6
義理の兄に懸想する弟のトンデモ計画をノリノリで実行する当て馬さんがナイスキャラすぎる。両思いなのにうだうだしてる兄弟を最終的にはとりもっちゃったりして大人で素敵な方でした。ぜひ彼の話も読んでみたい。門地さんの挿絵もとっても良かった!表紙見て3人プレイに期待してたのに無くて残念〜2011/05/17
e r i .
4
門地さん目当てで購入。一雪を巡って二人の男が右往左往する話でした。好きだって言ってみたり、俺は身を引くと言ってみたり、でも兄弟だから無理とか思ってみたり。楯岡が良い人じゃなかったら一雪さんは一体どうなってたんでしょうか。2012/05/11
小野坂アザゼルまゆみ
3
エロ度も高く楽しめたけど、よく考えたら馬鹿な兄弟に当て馬が都合よく振り回されただけだよね(笑)当て馬がかっこよくてお金持ちでエッチもうまくて、ものすごーく物分かりもいいんです。とんだ茶番劇だと怒ってもいいんだよ、と当て馬に感情移入してしまった。2010/03/27
御花畑咲コ
2
登場人物の感情が単純。自分を他人に陵辱させたくせに両想いになればそれを許してしまう人。 自分のしたことを棚にあげて愛してると言う人。当て馬にされたのにあっさり引き下がる人。 「単純か!」ってつっこんでしまった。BLは他人セレクトの箱詰めセットを買っているのですが、 最後のほうになると、苦手なものばかり残ってしまって、今、地獄の陵辱週間を味わっています。 ちょっとしんどくなってきたから次は息抜きしよう…。2018/07/23
たべもも
2
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