内容説明
時は明治、豪雪の地で「岩の原葡萄園」を興した川上善兵衛。なぜそんな無謀な挑戦をはじめたのか。日本ワインの歴史が動き出す―。「日本のワインぶどうの父」の壮大な人間ドラマ。
目次
第1章 私はトシ、父の名は川上善兵衛
第2章 私は岩の原葡萄園の歴史
第3章 誕生と別れ
第4章 ぶどうと共に…
著者等紹介
渡辺真守[ワタナベマサモリ]
1978年新潟県胎内市生まれ。新潟大学大学院修了(修士)。公務員を経て、2020年岩の原葡萄園入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideichi Sekiya
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本書は岩の原葡萄園の創業130年事業として岩の原葡萄園業務部課長が執筆した創業者の川上善兵衛さんの生涯が描かれていました。サントリーと岩の原葡萄園との関わりは本書を読む前から知っていましたが、山梨のワイナリーよりも先に岩の原葡萄園が稼働していたことや勝海舟さんと川上善兵衛さんの親交のことは本書を読むまで知りませんでした。 ちなみに、勝海舟さんの曾祖父の米山検校さんの出身地がわが地元の新潟県柏崎市の東長鳥杉平であることはより多くの柏崎市民に浸透しても良いのではないでしょうか?2025/05/02
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