日本人ならこう考える―日本と世界の文明放談

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日本人ならこう考える―日本と世界の文明放談

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569706269
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

あらゆる問題に斬りこむ文明放談。

アメリカ論、中国論、進化論、政治論……文系と理系の大家があらゆる問題を縦横無尽に語り合う文明放談。

文系と理系の知の巨人が、日本と世界の文明についてざっくばらんに語り合った放談集。アメリカ論、毛沢東論から進化論までを縦横無尽に語りつくす。

▼日本は世界を気にする必要なんてない!

▼渡部「日本でも江戸時代に各藩で小判が足りなくなると藩札を刷ったものですが、いまでは世界的な藩札制度になってしまった(笑)」。養老「僕は、日本が持っているアメリカ国債なんか、どうせ紙切れなんだから焼いてしまえっていっているんです(笑)」

▼養老「日本は温暖化対策のリーダーシップをとるなどといっていますが、何か騙されているんじゃないですかね」。渡部「日本がどんなに二酸化炭素排出をゼロにしても、アメリカが出しているのなら意味がありません」

▼養老「中国と仲良くするのは簡単。いざというときは上納金を払えばいい」。渡部「あるいは向こうで永久革命を起こさせつづける。毛沢東が政権を握っているときは、わが国は平穏でした」……

●まえがき ――養老孟司 
●第1章 アメリカに未来はあるか ――人種問題からドル、グーグルまで 
●第2章 永田町の「バカの壁」 ――日本を壊す政治家たち 
●第3章 「弱肉強食」はもう古い ――進化論で読み解く現代社会 
●第4章 日本に信教の自由を ――靖国問題は一瞬で解決できる 
●第5章 毛沢東主義に帰れ! ――バランスを失い混迷する中国 
●あとがき ――渡部昇一

目次

第1章 アメリカに未来はあるか―人種問題からドル、グーグルまで(アメリカに抜け落ちているもの;「別の国になりました」 ほか)
第2章 永田町の「バカの壁」―日本を壊す政治家たち(やっぱり日本は住みやすい;「バカ殿文化」がいちばんいい ほか)
第3章 「弱肉強食」はもう古い―進化論で読み解く現代社会(「おまえはサルの子孫だな」;細胞そのものはつくりだせない ほか)
第4章 日本に信教の自由を―靖国問題は一瞬で解決できる(宗教問題は問題にしてはいけない;戦後日本は加害者の立場を忘れている ほか)
第5章 毛沢東主義に帰れ!―バランスを失い混迷する中国(ホームレスが真ん中の階層;毛沢東主義を恐れている ほか)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。Dr.phill(1958)、Dr.Phill.h.c(1994)。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

裕由

1
ちょっと古い本を手にしてしまったかな…でも靖国問題とか政治家のこととか、いまでも考え方は基本同じことなのかも。2021/11/18

もいちょうけろ

1
対話形式で進んでいくが、アメリカと中国との距離感の話が主だったかな。2013/11/01

quiz9

0
戦争を経験した世代の方が日本のことが好きで大事にしている感じ。なんで、日本人の日本イマイチをつくっちゃったのかな。日本人は日本大好きでいいじゃないか。2010/08/17

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