内容説明
海辺は自然の野菜畑、生き物たちの牧場だ。海藻、貝、エビ・カニ、ウニ、ナマコ、魚、植物、川の生き物の獲り方、下拵え、食べ方を解説、毒のある海の生き物も。なんと、丸ごと全てタダ!!おいしい!136種。
目次
基本装備
貝の塩茹で
魚をさばく
各部の名称
毒のある海の生の物
獲って食べる(磯の海藻;磯の貝;磯の生き物;磯・堤防の魚;砂浜・干潟の生き物;海辺の植物;川の生き物)
著者等紹介
向原祥隆[ムコハラヨシタカ]
1957年、鹿児島県日吉町生まれ。1980年京都大学農学部卒業。東京に本社を置く広告出版会社を経て、1992年Uターン。1994年に図書出版株式会社南方新社を設立、代表取締役に就任。450点を出版。著書に『地域と出版』(南方新社、地方出版文化功労賞奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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neimu
22
面白い、浜育ち、埋め建前の臨海工業地帯の記憶がある私にとって、この本を活用できない現在の状態が残念だ。生態、調理の仕方、写真も豊富で読みやすく分かりやすい。魚介類だけではなく海草以外の浜辺の植物植物もまとめられている。魚のさばき方などもかかれていてと手も便利。図鑑んと銘打つだけあって、薄い本なのに情報量はバッチリ。あれもこれも美味しく食べられたのに残念という思いで一杯になった、食いしん坊の私である。大人になった今も図鑑類が与えてくれる魅力はつきないと実感させてくれる一冊。もちろん毒があるものも説明あり。 2017/12/23
鯖
18
海藻や魚や貝の図鑑と生態と、お料理のお写真がいっぱい並んだ図鑑。ただ料理がプロっぽくなくて、投げやりなやつが多くて逆に好感がもてるやつ。だってピザに海藻かけたやつとか(ピザがスーパーで売ってるっぽいやつ)市販のポテサラの脇に、しぼった海藻のっけたやつとかやで。味噌汁いっぱい出てきたけど、全部白みそだったから著者は白みそ文化圏の人なんだろうなあ。これ一冊あると、いざという時に海っぺりでどうにか食いつなげるじゃろうか。2021/12/25
niz001
4
採りやすい為か、海藻と貝類の充実っぷりがすごい。引きちぎる・むしり取る・ドライバーで剥ぎとる、ワイルドやなぁ。2015/03/18
ぱぷお
3
アオサやワカメなんてどこにでも生えていますが、町では買わないと手に入らない。海の近くに住んでいる人が羨ましい。2015/12/06
海月
2
磯で釣りしている時に見かけたことがあるものもけっこう出てました。ボウズの時用にこの本持って行けばいいのね。2015/11/28