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内容説明
すべてを奪われた日から二年―天涯孤独の操は、美貌の若き軌条会会頭・敬春に囲われて生きている。かつては殺したいほど憎んだ男。しかし傲慢の裏にある優しさを操を求める荒々しいほどの熱情に、頑なだった憎しみが少しずつ形を変えはじめて…。けれどつかの間の穏やかな生活は、突然破られてしまう。そして操は、敬春と対立している中国系マフィア『黒旗』に攫われ衝撃的な事実を知り…!?大好評・敬春&操シリーズ待望の第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
26
「虜囚」の続編。操の両親が殺されるハメとなった敬春の父と中国マフィアが登場。。大姐さんの豪胆な事!それに引き換え婿って奴は・・・。中国マフィア?グロイだけよ。だから黒旗壊滅、敬春の父も大姐の粛清受けたし権藤も笑って死ねたかねぇ。2018/10/15
sin
8
kindle版。「慮囚」の続編。敬春の一方通行な執着から、やっと両想いに・・。操が姐さんっぽくなった。2016/05/14
0655
3
シリーズものなのになぜかこれ1冊のみ借りた本。私がこの作家さんに持ってる「攻がともかく受に執着愛」というイメージ通りの作品。前作未読でも、単純には片付かない互いの気持ちの交錯ぶりにこれ1冊でお腹いっぱい。ヤクザものなんで抗争や拷問に近い屈辱シーンなどもあってヘタれの私にはキツかったが、受の芯の強いところと攻の意外にかわいらしいところはよかったな。この作家さんの表紙、自分で購入するならアマゾンにするだ!という感じのが多いなぁ。挿絵の人も肌色の多い表紙を書きたくなっちゃう話なんだろうな~。2014/05/29
de sang-froid
3
BL。②両親を惨殺された操(右)は、軌条会会頭・敬春(左)に保護の元、生活している。不器用という設定の敬春は良くしゃべるし、きちんと己の気持ちを態度に示しているのに、操が意思をはっきり見せず流されすぎていて、敬春気の毒。黒旗との抗争も中途半端に感じる。寒江のその後が心配。2012/10/03
kat
3
虜囚の続編。敬春の強い愛情におされて、敬春にとらわれていく操。中国マフィアにつかまり、自分の気持ちに気付きます。893モノとしては王道展開でしたが、面白かったです。本編後に、らぶらぶ番外編がいくつもあって、それも楽しかったです♪2012/02/16