死ぬ権利はあるか―安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値

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死ぬ権利はあるか―安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値

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  • サイズ 46判/ページ数 560p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861106248
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0012

出版社内容情報

人の死期を早めうるふるまいを自身、家族、医療者がとることは許されるか。終末期のあり方を巡る問題からその倫理的是非を問い直す。人の死期を早めうるふるまいを自身、家族、医療者がとることは許されるか。終末期のあり方を巡る問題からその倫理的是非を問い直す。

まえがき
序論 事例と用語および本書の課題

第?部 死ぬ権利の擁護論
第1章 自己決定
第1節 自己決定に訴える容認論
第2節 死にかたにかんする個人の自己決定と第三者の利益や権利との衝突
第3節 判断力評価とパターナリズム
第4節 健康な人の自殺とパターナリズム
結語
第2章 患者の利益
第5節 患者の利益に訴える容認論
第6節 死を結果するふるまいと人々の利益との関係にかんするいくつかの重要問題
第7節 強制的な安楽死
第8節 判断力を喪失した患者の利益
第9節 家族の利益
結語
第3章 医療費の高騰
第10節 医療費の高騰に訴える容認論
第11節 前提とされている社会状況は日本の現状に当てはまるか
第12節 年齢制限を受けいれることは合理的か
第13節 高齢者差別
結語

第?部 死ぬ権利の限界
第4章 社会的弱者への脅威
第14節 社会的弱者へのリスクに訴える反対論
第15節 滑りやすい坂の議論
第16節 合法化のリスクと利点の比較衡量
第17節 人の命が生きるに値しないことはあるか
結語
第5章 命の神聖さ
第18節 生命の神聖さに訴える反対論
第19節 生命が神聖であるという見解にたいする批判
結語
第6章 人の尊厳
第20節 人格の尊厳に訴える反対論
第21節 人の死期を早めることは人の尊厳を冒すか
結語
結論
あとがき

文献一覧
人名索引
事項索引

有馬斉[アリマヒトシ]
著・文・その他

内容説明

医療技術が進展するなか、人の死の望ましいありかたとは。死ぬ権利について擁護派と反対派の議論を広く集めて整理するとともに、豊富な事例や、各国・地域の政策的取り組みも参照しながら検討。人の命が持つ価値の大きさと根拠を問い直し、倫理的・政策的な判断の基礎となる考えを提示する。

目次

序論 事例と用語および本書の課題
第1部 死ぬ権利の擁護論(自己決定;患者の利益;医療費の高騰)
第2部 死ぬ権利の限界(社会的弱者への脅威;生命の神聖さ;人の尊厳)
結論

著者等紹介

有馬斉[アリマヒトシ]
横浜市立大学国際総合科学部准教授。1978年生まれ。国際基督教大学教養学部卒、米国ニューヨーク州立大学バッファロー校哲学博士課程修了。博士(哲学)。専門は倫理学、生命倫理。東京大学大学院医学系研究科特任助教などを経て、2012年より現職。論文「利益のボーダーライン―大脳機能の不可逆的な喪失と代理決定」で日本生命倫理学会若手論文奨励賞、「自殺幇助は人格の尊厳への冒涜か」で日本倫理学会和辻賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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海星梨

4
二章の途中で受けるフラストレーションが大きくて脱落。以下の感想はわたしが著者の言う「容認派」すなわち賛成派であることを加味して読んでほしい。あまりにも倫理学視点に偏った論述が続く。「かもしれない」という場面想定から始まり、「とはいいがたい」「であるべきだ」「いっていいだろう」で終わる構成が多い。「正しい」「妥当である」「正当」が論点で、死は圧倒的に不条理で、どんな死も「正しい」ことはない。医学やそれに関する法律への言及が少なく、また統計や研究結果を適切に利用しないなど、学術書としての位置を疑う。2019/09/21

まい太郎

3
安楽死に関する本では珍しく、筆者は安楽死反対側のスタンスをとっているためとても貴重な意見を聞くことができた。私が安楽死賛成派であることはあるかもしれないが、意見がこじつけのように感じる部分は多少あった。自己決定史上型やバランス型など、論を複雑に展開しているため初心者には読みにくかった。2019/06/02

Saaaaaaa

1
タイトルから想像した内容とは違っていた。 安楽死に反対する理由に納得できる部分もあったけれど・・・やはり本人や家族の意思で安楽死が選べる方がいいと思ってしまう。2019/08/02

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