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変容するテレビニュースとキャスターの役割

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861104329
  • NDC分類 699.64
  • Cコード C0036

内容説明

テレビキャスターは何を考えてニュースを読んでいるのか。「事実」は、ニュースバリューと呼ばれる価値観を基準として編制され、テロップ、BGMなどによって「物語」に変貌する。実際に放送されたニュースの内容分析、現役キャスターへのインタビューをもとに、視聴者との親密性構築の戦略を考察。キャスター経験のある著者が、社会学的手法を用いて「テレビニュース娯楽化」の変遷をたどり、ジャーナリズム性追求の可能性を探る。

目次

「物語」としてのテレビ・ジャーナリズム
テレビニュースの系譜と視聴態度の変容
ニュースの娯楽化と「語りかけ」による親密性の構築
感情労働概念からみたキャスターの意識とふるまい
テレビニュースの実証分析(量的内容分析;言説分析)
マルチモダリティ分析の可能性
得られた知見とテレビニュースの今後

著者等紹介

深澤弘樹[フカサワヒロキ]
1969年山梨県生まれ。1991年に同志社大学法学部卒業後、山梨日日新聞社に入社。1年間の甲府市政担当記者を経て1992年4月から18年間山梨放送アナウンサーとして勤務し、ニュースやスポーツ実況、情報番組を担当する。山梨放送に勤務する傍ら大学院で学び、中央大学大学院文学研究科社会情報学専攻博士後期課程修了。博士(社会情報学)。山梨放送を2010年3月に退社し、2010年4月から駒澤大学文学部社会学科専任講師、2014年4月から同准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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