内容説明
情報をわかりやすく、視覚的に伝えるためのエッセンスをまとめた、ウェブ時代のインフォグラフィック制作入門書。
目次
はじめに 「ビジュアル」の力で世界を丸くする。
1 基礎体力づくり1―ピクトグラム篇(インフォグラフィックとピクトグラム;ピクトグラムの制作フロー;インフォグラフィック用ピクトグラム制作 ほか)
2 基礎体力づくり2―図解篇(インフォグラフィックと図解;図解の制作フロー;図解からインフォグラフィック制作)
3 インフォグラフィック篇(インフォグラフィックの内容;インフォグラフィックのデザインパターン;インフォグラフィックの共通フォーマット ほか)
付録
著者等紹介
櫻田潤[サクラダジュン]
東京生まれ。学習院大学経済学部経営学科卒。プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営。ピクトグラム、図解、インフォグラフィックの制作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬佳彰
13
一時期、「可能な限りシンプルなパワポ」って流行ったよね。俺の関係する業界のみか?ただまあ、社内で使われるパワポは相変わらずごちゃごちゃ(誰も読まない)文字列を詰め込み、その上、下手なアニメーションを使うという相変わらずなモノが多かったが。インフォグラフィックは、そうした混乱の極みとは対極に位置する表現だと思う。視覚系に偏重している俺は、美しくシンプルかつ雄弁なインフォグラフィックを見るだけで、なんだか嬉しくなっちゃう。(続く)2021/12/20
白パラガス
12
インフォグラフィックとは,情報を人にわかりやすく伝えるために整理・整頓し,それらを視覚化したものである。素晴らしいインフォグラフィックは見ていて飽きない。膨大な情報がすっきりと整頓され,見る者にわかりやすい形で表現されており,そこにはビジュアルで結びついたストーリーと制作者の遊び心に満ちている。「世界地図,日本地図,市街地図があるように,何を伝えたいかによって,元となるデータと表現を選びます。言ってみれば『情報の地図』です」本書はそんな「情報の地図」を作る第一歩となる,インフォグラフィックの入門書である。2017/12/14
yk
6
怪我の功名というかなんといか、仕事でどうしても必要で買ったんだけど、すげーよかった!資料作るときとかに今後も参考にしたい一冊!2016/11/16
さぼてん
4
こういうのが作りたくて手始めに読んでみたが、かなり面白かった。図解とインフォグラフィックの違いがわからなかったんで有難かったです。でも作れるようになるにはなかなか道のりは遠そうだな~2017/05/30
ミヤトリ
4
業務上、新システムのプレゼンやユーザ向けマニュアルの整備を行っているため、そのレベルアップにつながればと思って購入。『入門』と銘打っているだけあって、デザインについて何も学んだことのない私でも理解しやすいかった。これは本書自体がインフォグラフィックを用いて書かれていること、具体例や参考サイト/動画を紹介してくれていることに起因しているのだと思う。繰り返しポイントをおさらいしつつ、実践していきたい。そう思わせてくれる良書。2016/04/28