内容説明
本書は、クリスタラーの中心地理論を再検討し、経済的要因と非経済的要因が相互に作用する「三原理相関論」として再構築することを試みたものである。さらに、この三原理相関論を通じて、現代においても多様な地域空間が形成され得る可能性を提示することを目的としている。その根底には、私たちが生活する地域空間には歴史が底流しており、現在もその延長線上に位置しているという視点がある。本書が、歴史に育まれた地域空間を未来へと持続させる一助となれば幸いである。
目次
序章
第一章 地域空間構造変容の理論
第二章 中心地体系動態論の展開
第三章 歴史的検証のための基本的視座
第四章 地域空間構造の歴史的原型―資本主義経済の形成期―
第五章 地域空間構造の歴史的変容1―資本主義経済の確立期から戦前期―
第六章 地域空間構造の歴史的変容2―戦時体制期から戦後の経済復興・経済成長期―
第七章 地域空間構造の変容3―長期停滞期の現代―
第八章 教育の空間構造の歴史的変容
終章
著者等紹介
田端幸朋[タバタユキトモ]
1955年長崎県大村市生まれ。福岡県庁、九州国立博物館勤務をへて元東海大学経営学部教授。九州大学大学院経済学研究科単位取得退学、学術博士(熊本大学)。専門分野は経済地理学・文化経済学。1978年大分大学経済学部卒業。2024年学術博士(熊本大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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