内容説明
名画の細かい部分をじっくり観察して答えを探す。そして絵全体を見つめてみると面白い発見がたくさんあるよ。
著者等紹介
ランビリー,エリザベート・ド[ランビリー,エリザベートド][Lambilly,Elisabeth de]
1968年、フランスのパリ生まれ。歴史学を学ぶ。長年の出版社勤務の後、現在はフリーランスとして子どものための芸術、科学、歴史などの本を執筆している。現在は、ノルマンディーに暮らしている
おおさわちか[オオサワチカ]
大澤千加。1973年、神奈川県生まれ。フランス在住。美術学校エコール・デ・ボザールで絵画を学んだ後、フランスで子ども向けの雑誌に挿絵を描いたり、出版社から多くの絵本を出版。近年は、フランス国内の映画/TVアニメーションの制作にも携わるなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bibi
23
クイズ形式になっていて、細かいところまで見ることができ、面白かった。私が一番好きなのは、「いかさまだ!」ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『いかさま師』中野京子さんの本でも見たことがあったけど、気づけなかった部分も分かったので。2018/07/08
Maiラピ
20
全体を見て、ディティールを見る、そしてまた全体を見るという絵画を観る子どものためのレッスン。大人の私にはフランス人著者のバラエティに富んだ名画のユニークなチョイスがおもしろかったです。特にミロの「農園」は印象的で見入ってしまいました。「貴婦人と一角獣」の素敵なタペストリーをリスペクトしての現代画家さんの模写もフランスならではですね。エロの「食物の眺め」は似てる絵本を見たことある~どれだっけな?ヒエロニムス・ボスもおもしろいな。子供の頃はアルチンボルドの果物や野菜で構成された顔の絵に友達とはまったな。2011/12/02
いっちゃん
10
絵画は解説を読むと本当に楽しい。見つけるタイプの、遊べる絵本。2016/11/15
猪子
9
ミッケ!やウォーリーをさがせ!などが好きなのでワクワクしながら読みましたが、巻末の答えを見てもすっきりしないものがちらほら。噴水無理があるだろ!転んでる人もっといるだろ!などなど。よーく見ると割と流血してるとことかあるので、子供にはやや刺激が強いかも。中野京子さんの『怖い絵』に通じるところがあるような気がする。2016/09/26
かっぺ(こと悩める母山羊)
9
★★★★4歳 これは子供と一緒に絵を楽しめた。知っている絵も、知らない絵も細部をじっくり見て、子供とお互いに見つけたものを探しあったりして楽しかった。 「どこどこセブン!」「ミッケ」よりも食いつきがよかった。もう少し大きい本だともっと良かったと思う。2014/10/17