Ｌｏｓｔ ２０ こま綴り二重星

吉田光彦

道出版（2004/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 204p／高さ 22cm
• 商品コード 9784860860165
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[門前照二]

イラストレーター吉田光彦の傑作集。漫画家としては寡作ですが独自の世界を築いています。丸尾ほどクサくないのもいい。 一際異彩を放つのが「ブルマをはいた少女」。ブルマの少女が、笑いながらおばあさんの腹にドッジボールをぶつけまくるという全く意味不明の話で、とにかく「バクハツ」しています。お試しあれ。

2011/04/16

[龍國竣/リュウゴク]

官能的なものが込められ、非現実を描き表す。それは薬物による幻覚のこともあるし、作中の幻想のこともある。球体関節人形なども登場する。作者は、月蝕歌劇団のポスターでも知られる人物。版画も為すだけあって魅せる静止画を描いている。昭和の薫りがする。

2012/11/02

[ニートのゴジラ]

過去の傑作選である。いちばんおもしかったのは「炎暑の駅」という短編でした。屍体の絵が美しいものに見えた

2012/09/29