出版社内容情報
スタイリストとして活躍していた30代の頃、過労で健康を損ない、仕事も収入も失って空白の2年間を過ごした著者。手当たり次第さまざまな健康法を試すも、回復せず。そんななか出会った「分子整合栄養医学」。血液検査のデータから多くを読み取り、不足している栄養素を摂るというシンプルな理論です。この栄養医学にのっとった食生活に変えると、みるみる回復。この体験と、血液栄養診断士の知識を元に、人それぞれが持てる能力を最大限発揮するために、本当に必要な栄養と吸収のメカニズムと、具体的なメニューを紹介します。正しい「知識」に基づいて食生活を実践することで、自分と大切な家族の健康を支えます。
?以下、「はじめに」より?
食と医療を味方につけて、健康の質を上げ、人生を目一杯豊かに生きてほしい。
それが、この本でお伝えしたいことです。
最近は、パートナーのサポートや内助の功など、大切な人を支える人の存在が大きいように感じられます。
マー君こと田中将大投手のそばに里田まいさんがいるように。錦織圭くんの活躍の裏にフィアンセがいるように。
また、妻の病気のサインを見逃さなかった旦那さんなど、そばにいる人が大事な人を支えたエピソードを聞くと、なぜか、心が温かくなります。
私も仕事を通して、企業の社長さん、著名な作家さん、田舎の両親や高校時代の親友、また看護師さんなど、さまざまな人にアドバイスをさせてもらっています。
自分だけのことなら、きっとこんなふうにはできなかったでしょう。
昔の私のように、自分のことは後回しになりますから。
この本のタイトルにある「出世」という言葉には、「世の中で活躍する」「個性を伸ばす」「大切な人と、生涯、共によく生きる」という意味を込めました。
さあ、これからお伝えすることを、どうかあなたの大切な人のために役立ててください──。
子どもに勉強しなさいというより、脳にいいお弁当を作ろう。
夫に頑張ってというより、自然に頑張れる夕食を考えよう。
パートナーや両親、身近にいる大切な人の変化に気づいたら、どうしたらいいか? 智慧を身につけよう。
「知ったことから実践しよう。知っているだけでは、何も、変わらない」
第1章 体のサインを無駄にしない
「健康は後回し」だった私が、スタートラインに立った理由
「基準値」は健康の指標にはならない
がんのリスクだけでなく、全身を老化させるピロリ菌とは
「感じる」から「考える」健康へ
アウトルッキングは体調の鏡、気がつく早さが出世のスピード
美容整形も、「栄養不足」の人は美をキープできない
【他】
第2章 健康をデザインする栄養の化学
いま、ほとんどの人が「栄養不足」
卵は毎日10個食べてもいいスーパーフーズ
卵でコレステロールは上がらない、コレステロールはなぜ必要か?
マヨネーズはカロリーハーフより、ありのままがいい
「脂肪肝」といわれたら食べてほしい、卵の黄身
糖質のコントロールは、脳力のコントロール
「食べる順番」でウェイトコントロール
うどんよりパスタ、白米よりチャーハン
牛乳を飲みすぎると身長は伸びない
人と時を選ぶ「減塩食」
男の更年期にも、大豆の「イソフラボン」
【他】
第3章 不調を断ち切る食事の選び方
体のターンオーバーを知って、かしこく食べる
疲労回復には、ドリンク剤より豚肉
魚卵で尿酸値は上がらない?
空腹時のジャンクフードは禁物
正しいダイエットに断食はすすめない
メンタルの不安は、腸で解決できる
玄米菜食でいちばん心配なのは、認知症
貧血には焼き鳥より焼きトン!
プルーンは鉄補給にならない
【他】
第4章 些細な場面で差がつく出世チョイス
朝食は……にんじんジュースより、エッグスープ
ランチは……うどんより、パスタ
間食は…菓子パンより、ゆで卵
夕食は……すき焼きより、しゃぶしゃぶ
デザートは……スイーツよりチーズ
飲み会前は……ウコンより、カフェオレ
夜食は……お茶づけより、しじみやあさりのお味噌汁
第5章 生涯元気でいるための医療との付き合い方
医師に「大丈夫」といわれた人に、不調が続く理由
血液データが教えてくれる、不足な栄養
症状がないときこそ、ほんものの検査を受けよう
そばにいる、大切な人にも検査が必要
検査は、一度の結果ではなく点から線で読む
ホームドクターのいない日本で、医者へ行くときの心構え
【他】
内容説明
夫の収入も、子どもの成績も、女が鍵!大切な人を「食」で支える智慧とレシピ。
目次
第1章 体のサインを無駄にしない(「健康は後回し」だった私が、スタートラインに立った理由;そばとお菓子でダイエット、体力も成績も落ちた中学時代 ほか)
第2章 健康をデザインする栄養の化学(よい血液は正しい栄養素からつくられる!;いま、ほとんどの人が「栄養不足」 ほか)
第3章 不調を断ち切る食事の選び方(体のターンオーバーを知って、かしこく食べる;疲労回復には、ドリンク剤より豚肉 ほか)
第4章 些細な場面で差がつく出世チョイス(朝食は…にんじんジュースより、エッグスープ;ランチは…うどんより、パスタ ほか)
第5章 生涯元気でいるための医療との付き合い方(食事のほかに、身につけておきたい智慧;ふつうの健診では、ほんものの健康になれない理由 ほか)
著者等紹介
佐藤智春[サトウチハル]
1960年、山形県生まれ、北海道育ち。血液栄養診断士。メディカルコーディネーター(NPO法人分子整合栄養医学協会)。スタイリストとして活躍していた32歳の時、働きすぎで体調を崩しダウン。35歳で「分子整合栄養医学」に出逢い、自らの健康を取り戻すとともに、本格的に勉強を開始。血液栄養診断士の資格を取得する。現在は、クライアントの血液データから栄養を緻密に把握し、食と医療、ライフスタイルを具体的に提案することで、多くの人を不調から救い出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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