内容説明
普段何気なく歩いているまちに、城下町の名残が―。本書を片手に歩けば、江戸時代の暮らしぶりが見えてくる!岡山大学附属図書館所蔵の古地図を基に、歴史研究者が全11コースを分かりやすく案内。コース地図と「文久城下図」付き。
目次
本丸大手筋を歩く
水の手を歩く
搦め手を歩く
二の丸界隈を歩く
後楽園を歩く
川東を歩く
西国街道に沿って町人町を歩く
津山往来に沿って歩く
外堀に沿って寺町を歩く
城下町の南部を歩く
西川に沿って歩く
著者等紹介
倉地克直[クラチカツナオ]
1949年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。80年から岡山大学に勤務、2015年退職。現在は岡山大学名誉教授・特命教授。江戸時代の民衆の生活・文化・意識について、地域の資料に基づきながら考えてきた
乗岡実[ノリオカミノル]
1958年大阪市生まれ。岡山大学大学院文学研究科(史学)修了。83年に岡山市教育委員会に採用され、岡山城跡などの発掘調査や文化財行政を担当し、2019年に定年退職。丸亀市教育委員会学芸員、就実大学・岡山理科大学非常勤講師。考古学の立場から、古代から近世に至る城郭、備前焼、近世瓦などについて勉強中
猪原千恵[イノハラチエ]
1970年福山市生まれ。広島大学文学部史学科(考古学専攻)卒。92年に府中市教育委員会(主事)のちに岡山市デジタルミュージアム(学芸員)、岡山空襲展示室(学芸員)、角川武蔵野ミュージアム(学芸員)などを経て狭山市立博物館(学芸員)
万城あき[マンジョウアキ]
1962年岡山市生まれ。岡山大学文学部史学科卒。93年から(公財)岡山県郷土文化財団で内田百〓、岡崎嘉平太、生田安宅の資料整理や『岡山後楽園史』の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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