出版社内容情報
空と海、コンビナート、人々の営み……再生の道を記録した写真集水島地域は1950年代以降、巨大なコンビナートとして発展。それまでの海とともにあった暮らしが大きく変化していく。?田昭雄さんが撮影した水島の写真は、1960年代の後半の高度経済成長期から現在に至るまで約半世紀の人々の営み、公害がもたらした破壊と苦しみ、再生への道と地域の変遷を映し出す。水島の記憶を未来につなぐ記録である。1996年12月26日、倉敷公害訴訟の和解が成立。20周年記念出版。
?田 昭雄[タカタアキオ]
1939年 岡山県生まれ
1955年 中学校卒業と同時に三井造船養成工となる。
1959年 玉野市立備南高校卒業
1971年 三つの子どもの世界 四人展(銀座ニコンサロン)
1972年 カメラ雑誌「フォトアート」 招待作家
2000年 個展 「消えた故郷 ―奥津―」岡山市
2005年 個展 「橋脚になった島」(新宿コニカミノルタプラザ)
2005年 写真集 「橋脚になった島」
2014年 個展 「よみがえれ千枚田」(新宿コニカミノルタプラザ)
故石津良介氏に師事
小松健一主宰 写真研究会「風」同人
協同組合 日本写真家ユニオン会員