出版社内容情報
岡山県津山市にある弥生時代の住居跡「沼遺跡」とその周辺の弥生遺跡の遺構や遺物を紹介し、弥生社会の実態に迫る!
第一章 沼遺跡の調査
一 前史
竪穴住居址の発見 野田遺跡の調査
二 沼遺跡の発見
発見の経緯
三 沼遺跡の調査
(一)第一次調査
焼け落ちていたA住居址 切通しにわずかに残されていたB住居址
五本柱のE住居址 二本柱のG住居址
(二)第二次調査
長方形遺構K竪穴址 Mピット
(三)第三次調査
主柱のないL住居址 高床倉庫址
四 分布調査と集落遺跡の評価
共同体と単位集団
五 沼以降の調査
前期の母集合高橋谷遺跡 各水田開拓者の居住地沼E遺跡
環濠のむら京免遺跡 竹ノ下遺跡 衛星集落大田十二社遺跡
第二章 集団構造
一 集落
(一)集落遺跡の概要
(二)遺構構成
長方形竪穴住居状遺構 その機能 掘立柱建物址 その機能
竪穴住居址
(三)個別遺跡での検討
中期集落 崩レ塚遺跡 別所谷遺跡
後期集落 小原遺跡 大畑遺r>
一 竪穴住居址の復元研究
二 教材公園としての整備
岡山県津山市にある弥生時代の住居跡「沼遺跡」。沼遺跡とその周辺の弥生遺跡の遺構や遺物を紹介しながら、弥生社会の家族や集落の構造を大胆に分析する。