出版社内容情報
私たちの暮らしは、天気の影響を大きく受けます。この先の予定を考える際に、天気予報を必ずチェックする方は多いと思います。また、相次ぐ気象災害や、遠い将来の話ではない地球温暖化も、生命や暮らしに直結する気になるテーマです。
生きていくうえで必要不可欠な存在である天気予報。天気予報はどのようなプロセスを経て、私たちのもとに届くのでしょうか? 気象学や物理学の基礎から、観測や予測技術のことまで、気象庁で活躍した著者が「天気予報のいま」を紹介します。
内容説明
世界屈指の予測精度を誇る、日本の天気予報。そんな天気予報はどのようにつくられているのか?そのプロセスを案内する。
目次
第1章 大気と海洋の姿を知る
第2章 大気と海洋の今を知る
第3章 気象の特徴と予測技術
第4章 数値予報
第5章 短期予報
第6章 アンサンブル予報
第7章 地球温暖化の予測
第8章 波浪・津波の予測
第9章 天気予報の法制度
著者等紹介
古川武彦[フルカワタケヒコ]
1940年、滋賀県出身。理学博士(九州大学)。気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長などをつとめ、現在は、気象学の普及などを目的とする「気象コンパス」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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