出版社内容情報
著者自身が、以前過労自殺しかけた体験を描いたマンガ『昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました』の書籍化。精神科医ゆうきゆう先生の解説と監修を加え、追い詰められた人のための逃げ勝ち法を盛り込みます。
内容説明
その仕事、命よりも大切ですか?NHK、毎日新聞、産経新聞、ハフィントンポストで紹介され話題になった過労死マンガを書籍化!
目次
プロローグ 昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。
第1章 なんで死ぬまでがんばりすぎちゃうの?
第2章 心のSOSに気がついて
第3章 がんばらない勇気
第4章 自分の人生を生きるために
第5章 世界は本当に広いんです
最終章 自分を犠牲にしてがんばりすぎちゃう人へ
著者等紹介
ゆうきゆう[ユウキユウ]
精神科医・作家・マンガ原作者。東京大学医学部医学科卒業。医師としての診療をしながら、読者数16万人のメールマガジン「セクシー心理学」を発行。マンガ原作も手がけ、ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループ総院長
汐街コナ[シオマチコナ]
広告制作会社のグラフィックデザイナーを経て漫画・イラストの活動を開始。装丁画・挿絵・ゲームキャラクターイラスト等を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
427
電通の過労死事件から派生してツイッターなどで話題になったので読んでみた一冊。自分がどれくらいしんどい事になっているのかを把握してアピールし続けることが命を守る手段だなと思った。あまり周りに合わせると大変な目に合う。2017/04/23
yoshida
243
死ぬくらいなら会社やめれば良い、もしくは会社休めば良い。正論です。無理しないで、まずは休みましょう。いま思うと私の30代はうつが隣にあったと言える。最初のピークは7年くらい前にいた営業所。所長のパワハラと、休日も所長から来る電話に3年耐えました。寝れない、朝は吐き気、橋を見るとリアルに死ねないか考える。異動で脱出し復活するも、新たなパワハラ上司と独り激務で抑うつ状態になり3ヶ月休職しましたね。今も再燃しないように気を付けて働いています。自分の身を守れるのは自分だけ。自分を大事に。少し泣きそうになった作品。2017/06/08
いつでも母さん
152
なんだか切ないなぁ。替えのきかない存在=自分自身!それに気付こう。そして、今からでも遅くない、不幸競争に参加などしなくていいんだよ。真面目に子育てをして社会人の枠(それさえ、今は不確かで・・)に入れてしまった親にも一読を薦めたい。『ちょっと今から仕事やめてくる』『うつヌケ』と読んでこれだ!きっと誰かはこれで自分を肯定し、人生の助けになることを願う。2017/06/10
即書評
151
無駄に不安を煽る訳ではありませんが、メンタルに少しでも異常を感じた時点で辞める決断・辞める行動を取らないと手遅れになるかもしれません。私もかなり危ない状態だったな。。と本書を読んで思いました。基本的に漫画で書かれているので非常に読みやすい書籍です。他人事とは思わずに、一度読んでみることをおすすめします。詳しい書評はhttps://sokusyohyou.com/post-383.html2018/07/30
utinopoti27
148
あの森友事件で、公文書を偽造させられたことを苦に自殺した職員の遺書が昨日公開された。死ぬほど追い詰められていたのなら、彼は何故あの時、職を辞する覚悟で真実を語らなかったのか・・。汐街氏によれば、極限まで精神を病むと、死ぬ以外の選択肢が見えなくなるのだという。本書は実際にブラック職場で自殺しかけた経験をもつ作者が、迷える人たちに語り掛ける魂のメッセージだ。どれほど忙しくとも、命と引き換えにできる仕事などない。なぜなら仕事には代わりが効くが、人生における「あなた」の代わりは、ほかにいないのだから・・。2020/03/19
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