内容説明
元国税調査官が教えるすべて合法な節税法。課税されない支給を増やす、所得を分散し、複数法人化する、会社を辞めずに退職金を受け取る…「税務調査で勝つための方法」も掲載。組み合わせで1,000万円以上節税できる。
目次
第1章 社長が知るべき税金の知識(なぜ税金を払いたくないのか?;社長が知るべき「税法」の知識 ほか)
第2章 今すぐできる!税金カット術(節税の前に、するべきことがある;社員の手取りを変えずに給与を減らす ほか)
第3章 節税の基本パターン3つと、否認されないポイント(「節税」は1つではない!)
第4章 税金を取り巻く人々を知る(税理士は会社の味方じゃない!?;国税調査官ってどんな人?)
第5章 税金を取り巻く人たちには、こう接しよう(「税理士との付き合い方」を見直そう;税理士に「働いてもらう」ために ほか)
著者等紹介
久保憂希也[クボユキヤ]
株式会社InspireConsulting・株式会社クラウドリィ代表取締役社長。1977年和歌山県和歌山市生まれ。1995年慶應義塾大学経済学部入学。2001年国税庁入庁。東京国税局へ配属になり税務調査を担当。2008年株式会社InspireConsultingを設立。税務調査のコンサルタントとして活躍。税理士向けセミナーでは、のべ4,000人以上に講演。税務調査に強い税理士を育てるため、全国で「税務調査研究会」を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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TK
1
元国税調査官が会社税務について記した著書。節税できるポイントについては目新しいものはなかったが、税理士や調査官の行動原理について"内部の人"として記載されているポイントは参考になった。知識的に問題があるポイントはなさそうだったので、真っ当に税務処理していれば心配ない‥はず。2024/04/07
よねちゃん
0
税金の本は時々読むと面白い。これは2012年だからもう古いね。2016/08/31
そらパパ
0
「それがダメだというのは、どの法律に基づいておっしゃっているのですか?」「外注費」「日当」は非課税「食費補助」「社員旅行」「借上げ社宅」「事業に関するお金を経費にする」「所得を分散する」「複数の法人を利用する」「退職金を活用する(実際に会社を辞めなくても支給できる)」「税金のセカンドオピニオン(月次の試算表や決算書を他の税理士に見てもらうだけ)」「税務調査は断れないが、リスケジュールをお願いする」2012/12/17
hihuhihu
0
他でみなかった具体例があって非常によかったのだが、10年以上前の本なのでどこまで今通用するか確認しなければ。2024/11/26
セイ
0
主に中小企業向けの節税術、国税調査、税理士の選び方の指南本。国税専門官がどんな人か、税理士が節税提案に積極的でないなどの事情が面白かった。国税調査の実施率は会社全体の5%程度で、20年に1回調査があるかないか。そのため、一罰百戒で否認の指摘が入るとのこと。①所得を家族に分散させる②法人を分割する③役員への退職金を在職中に払う④出張手当、旅費、借り上げ住宅、食事補助で、従業員の手取りを減らさずに節税2024/07/24
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