内容説明
ア然、ボー然、突然の作家デビュー!愉快、痛快、奇っ怪な、(そして、ちょっぴりせつない)コケシ・ワールド解禁!めくるめく禁断の性へのオデッセイ。
著者等紹介
小村小芥子[コムラコケシ]
昭和13年、滋賀県大津市生れ。銀座「おひろ」をふり出しに、新橋、銀座「やなぎ」で修業、青山「こけし」で独立、現在、四谷「こけし」を営業中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナナ
0
「自分の仕事はなんかいうことを、よう考えるんよ。迷うたり、困ったりしたときも、よう自分の仕事を考えるんよ。中心をそこに持っとったら、たいていの問題はかたづくけんね」p.279広島から東京へ向かう夜汽車、修学旅行の宿の押し入れの中、息も詰まる密かな初恋を経て、少年はミラーボールに照らされて踊り、タブーの香りを纏い、玄人のゲイボーイとして身を立てる。少年とその美しい姉の覚悟を決めた道行き三編。ツイストを踊る場面の儚い幸福感が残る。2016/09/12
天城春香
0
いやもう勘弁してください。2013/05/06