内容説明
本書では、言語学博士、音楽博士である著者が、外来に来られた皆さんが抱えておいでのTOEICリスニングの弱点を、膨大な臨床例、学術に基づいて診察、診断。治療のための“物理療法”や“投薬”を施していく。また、リスニングセクションはもっぱら音声を聞いて答えるものではあるが、リスニング病の各症状には音声面以外にも要因があるため、本書では設問・選択肢を読むトレーニングやボキャビルもでき、リスニングセクションをどう考えるかのヒントや、本番での解法テクニックも学べる。
目次
検査編―あなたのリスニング力の検査をします(写真描写問題;応答問題;会話問題 ほか)
診察・診断編―あなたのリスニングの問題点を指摘します(初期診断;PART1の診察を受けましょう;PART2の診察を受けましょう ほか)
治療編―トレーニングでリスニングのノウハウを身につけましょう(耳鼻咽喉科―英語の音声に慣れるトレーニングを始めよう;眼科―設問・選択肢の速読トレーニングを始めよう;内科―ボキャブラリーを増やすトレーニングを始めよう ほか)
著者等紹介
藤沢慶已[フジサワケイ]
音楽博士・言語学博士。米国ミシシッピ州立大学およびテネシー州立大学大学院にて2つの博士号を取得。日本語と英語の比較音声学・言語学の分野から、日本人向けに「藤沢博士のスピーチセラピーメソッド(FSTM)」を開発。現在、東京リーガルマインド、(株)カイエでFSTMを使用した講座・マスタークラスを開講。その他、多数の大学講義、企業研修を受け持つ。ユニークで情熱的な講義には定評がある
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