みやざき文庫<br> “猟師”の誕生と狩猟儀礼の成立―民俗文化形成史への一視座として

みやざき文庫
“猟師”の誕生と狩猟儀礼の成立―民俗文化形成史への一視座として

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860612504
  • NDC分類 384.35
  • Cコード C0039

内容説明

各地の藩文書や伝承資料を読みとき、藩権力や農業民との関わりと生活、狩猟文書と儀礼の成立を見直し、新しいフィールドを切りひらき、現在の課題に迫る。

目次

序章 狩猟文化論の新たな地平へ
第1章 「専業猟師」像の成立とその限界―狩猟をめぐる研究史と問題点
第2章 猟師はどういう者がなるのか―近世における“猟師”の誕生
第3章 薬種獲得の手段としての鉄砲―動物生薬と猟師
第4章 マタギとは何者か―藩とのかかわりを中心に
第5章 猟師の出自譚と狩猟儀礼の成立―その目的と時代性をめぐって
第6章 山の神信仰の成立と展開―基層としての民俗文化の形成
終章 狩猟民俗文化研究の新たな沃野へ

著者等紹介

永松敦[ナガマツアツシ]
1958年大阪府生まれ。87年大谷大学大学院博士後期課程満期退学。1988~94年福岡市博物館学芸員、94~2001年椎葉民俗芸能博物館主任学芸員、01~04年同館副館長。この間、03年総合研究大学院大学国際日本研究専攻博士後期課程修了。04年より宮崎公立大学助教授。07年より同大学教授、博士(学術)。1990年第10回日本民俗学会研究奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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