内容説明
クリスマスのばん、ねこのヘンリーのともだち、ひつじのボニーがゆくえふめいになってしまいました。いそいでさがさなくちゃ!クリスマスもヘンリーはだいかつやく。
著者等紹介
カルホーン,メリー[カルホーン,メリー][Calhoun,Mary]
1957年に最初の絵本を出版して以来、「ねこのヘンリーシリーズ」をはじめとして、50冊をこえる作品を発表。現在夫とともに、コロラド州在住
イングラハム,エリック[イングラハム,エリック][Ingraham,Erick]
手がける絵本どれもが高い評価を得る。『スキーをはいたねこのヘンリー』ではボストングローブ・ホーンブック賞受賞。ニューハンプシャー州在住
猪熊葉子[イノクマヨウコ]
児童文学者・翻訳家。聖心女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
79
スキーもできるしヨットも操縦できちゃう、あの猫のヘンリーが今回は羊飼いです! クリスマスの晩、猫のヘンリーは羊のポニーに出会い、たちまち友達になりました。みんなでクリスマス劇の練習中に、近くの家の飼い犬に吼えられてポニーが逃げ出してしまいます。さぁ、たいへん。急いで探さなくちゃ! 雪が降り積もる中を探しまわって見つけ出し、無事に連れ戻しました。知恵と勇気と判断力に行動力、ヘンリーはやっぱりスーパー・キャットです。馬小屋、飼い葉桶、幼子の人形、そして雪のクリスマスの風景がとっても幻想的です。2023/12/17
あん
68
【クリスマスに絵本を贈ろう、絵本を読もう】図書館本です。クリスマスの夜の、キリストの生誕劇に向かう最中に逃げてしまった子羊を追って、猫のヘンリーが大活躍するお話。とにかく絵がキレイで一目惚れ。そして、ヘンリーが怒って耳を平たくしたり、喜んで耳をピンと立てたり、仕草がとてもかわいいです。日本のイベント的なクリスマスと違って、海外のクリスマスで催させれる生誕劇は、厳かな気持ちになりますね。2014/12/23
yumiha
40
「ねこじゃだめだって?どうしてなんだ?」と怒るヘンリーのページが好き。青い目も美しいし、耳を平らにしている。こんな水平な耳は見たことがないけれども。ひつじのボニーと鼻を突き合わせて挨拶する場面も好き。ヘンリーの尻尾がいつも立っているのは、ご機嫌だからだね。2022/12/09
たまきら
39
猫のヘンリーさんのかしこさにニコニコしてしまう一冊です。「は!?ねこじゃだめってどういうこと!?」の視線は、ぜひ猫に興味のない人にも見てもらいたいなあ。自分の宗教観は神道が一番近いですが、昨日はいつもお世話になっている墨田聖書教会へ。ウクレレと鍵盤ハーモニカ、ギターで共に歌ったときの親密感に、これぞ贈り物だなあ、と感じ入りました。贈ることの素晴らしさ。娘さんも気づいてくれているようで本当にうれしいです。2019/12/26
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
29
クリスマスの劇に出る羊のボニーと友達になった猫のヘンリー。でも劇に向かう途中、ボニーは犬に吠えられ驚いて逃げ出してしまい・・。またしてもヘンリー大手柄です!ヘンリーの笑った顔が可愛かったです♪★★★★2011/12/15