極寒に生きる生きものたち<br> はいたかのふゆ

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極寒に生きる生きものたち
はいたかのふゆ

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784860570170
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

内容説明

はいたかは、食べ物を求めて寒空に飛び立ちます。はいたかとは小さなたかのこと。雄大な版画絵本のだい6弾。

著者等紹介

手島圭三郎[テジマケイザブロウ]
1935年北海道紋別市生まれ。’57年北海道学芸大学札幌校卒業。’82年『しまふくろうのみずうみ』で「絵本にっぽん」賞はじめ数々の賞に輝く。’85年『カムイチカプ』厚生省児童文化福祉奨励賞。’86年『きたきつねのゆめ』イタリア・ボローニア国際児童図書展グラフィック賞。’87年ニューヨークタイムス紙選世界の絵本ベストテン(2年連続)。’92年ニューヨーク国連地球サミットポスター制作。’97年『おおはくちょうのそら』ドイツ児童文学賞、絵本部門・ノミネート賞。日本版画協会会員/北海道在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

79
弱肉強食の世界。獲物を狙うはいたか、そう簡単には獲物は手に入りません。他の絵本では、たかに狙われる動物の視点で描かれたりするが、これはお腹を空かせたはいたかの視点で描かれる。こういう風に、様々な視点で世界を見つめるのはとても大切なことだと思う。2021/12/13

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

50
極寒の中、弱肉強食の世界で生きる自然界の生き物たち。今回はハイタカ。生きるための命の連鎖が、手島さんの版画で生き生きと描かれていました。2021/11/29

アナクマ

24
「はいたかが ことりに おそいかかります ことりは せまいえだを くぐりぬけながら とんでにげます」次の場面で、雪を載せた木の枝に頭を突っ込んでしまうハイタカ。ぼふっ、とでも聞こえそうな飛び散る雪、蝦夷松の緑、このシーンが良くて何度も見れる。この場面を選んで描いた作者の気持ちを知りたい。◉堂々たる黒線、淡い色あい、隠れた主役の白。質実剛健な感じに、ユーモラスさも。そして勘違いしてましたが、宮沢賢治作品ではありませんでした。2023/12/06

こゆ

6
6歳、年長が図書館で選んだ絵本。厳しい冬に生きる、小さい鷹、はいたか。鷹というと食物連鎖の頂上にいるイメージだが、冬の狩りはとても難しい。冬でもぬくぬくと、命の危険を感じずにいられるのは、人間の中でも日本に生まれたからこそ。自然界の厳しさと強さを感じられる絵本。2020/02/23

遠い日

3
極寒のなか、生きるため、獲物を狙い、狩りをするハイタカ。切実な命の連鎖に頭が下がる思いだ。力強い版画に、漲る緊張感が心地よい。2014/03/29

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