- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ミュージシャンの本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
143
2016年に初の単行本として発売されたものの新装版。息子が米津玄師さんのファンで、その影響を受けて私も最近好きに。見開きになっていて、左側にはかいじゅうの絵、右側にはかいじゅうの名前と紹介文が。絵のタッチはとても丁寧かつ繊細で美しい。怖い中にもどこか愛嬌があって憎めないかいじゅう達は、水木しげる先生が描く妖怪に相通じるものがある。封入されているCDの楽曲「love」は、この画集の世界観が見事に表現されており、とても素敵な曲だった。才能の塊の米津さんからこれからも目が離せない。2020/09/01
十六夜(いざよい)
13
米津玄師さん考案の様々なかいじゅうたちを紹介した"かいじゅうずかん"。可愛いものからグロテスクなものまで、人に害を成すものから役に立つものまで、本当に色んなタイプがいて、こんなかいじゅうたちを生み出し、細かな設定まで作り上げてしまう米津玄師という人のなんと稀有な事か。最後のかいじゅうが、見た目が人で本人もかいじゅうの自覚がない…というのが、何とも意地悪なオチだ。2022/01/22
ふゆ
7
雑誌で見てたので、いっかーと思っていたのですがお借りしたので。こうやってまとめて眺めるとまた違った面白さがありました。本自体も、紙の手触りも重さもいい。ページの色もきれい。才能のある人というのは突出しているものだなあとつくづく思います。欲しくなっちゃった。マドロと消息通知人が好きです。2021/06/06
てながあしなが
6
米津玄師が、40種余の人間界に潜む"かいじゅう"を描いた作品。幼い頃のイマジネーションをこのまま残しているんだなぁと感じる。幼少期、こんなものいたらなぁと思えるものばかり。2020/08/15
がらす
5
不思議な「かいじゅう」の生態を集めたずかん。説明文には恐ろしいことも書かれているのに、どこかユーモラスで愛おしいかいじゅうたち。温かさとさみしさが同居したようなイラストからは、一枚一枚なかなか目が離せません。唯一無二の世界観をもった人だなあと改めて感じました。2020/01/30